学校向け文化体験プログラム 科学で遊ぼう!
サイエンス講座「ムラサキキャベツで酸・アルカリ入門」

開催日
2015年12月4日(金曜日)
開催時間
10時35分から12時15分まで
開催場所
鳥羽市立加茂小学校
講師
科学サークル大黒屋 伊藤仁さん
参加児童数
6年生 18名
授業の様子
鳥羽市立加茂小学校6年生の皆さんにサイエンスの授業を届けてきました。
今日はムラサキキャベツを使って様々な液体の液性を調べます。まずは実験についての説明があった後、家庭科室へ移動しキャベツの煮汁を取ります。
授業の様子
子どもたち自身でキャベツを刻み、鍋で煮て煮汁を取り出します。20分くらい煮ると濃い藍色の煮汁が取れました。
授業の様子
また理科室に戻って教卓の前に置かれた洗剤やレモン汁、お酢など15種類の液体の液性を調べます。ムラサキキャベツの煮汁を入れた小さいカップにスポイトで液体を注いで色の変化を観察し、記録しました。 
授業の様子
最後は液体に金属棒を浸けて電気が通るか実験し、どれが電気が通り、どれが通らないかを調べました。
子どもたちは、実際に身体を動かし、調べる作業を通して、今回の実験の意味を考えているようでした。
授業の様子
授業の様子

☆プログラム

  1. ムラサキキャベツの煮汁を取る
  2. キャベツという植物の解説
  3. 液性についての解説
  4. 煮汁を入れたカップに液体を入れて色の変化を観察
  5. 色の近い順番に並べて液性の記録を取る
  6. 電気が流れるか調べる

参加者の声

  • わたしは前から教科書にのっているムラサキキャベツがきになっていて、今日実験をしてみたらムラサキキャベツのことが良く分かりました。楽しかったです。
  • 理科はむずかしいと思っていたけど実験がこんなに楽しくてやりがいがあることが分かって、理科に興味を持つことができました。
  • すごく楽しかったのでまたこんな授業があるといいなと思いました。私も自分で何か考えてやってみたいです。
  • 子どもたちの興味を引く雰囲気づくりがとてもすてきでした。休み時間もいらないくらい、楽しく実験をすることができ、驚きや感嘆の声が自然と出ていました。(先生)