学校向け文化体験プログラム
和文化体験学習『平安時代 十二単&束帯の歴史と着装体験』

開催日
2015年12月18日(金曜日)
開催時間
8時45分から12時25分まで
開催場所
鈴鹿市立若松小学校
講師
小林豊子きもの学院の皆さん
参加児童数
6年生60名

鈴鹿市立若松小学校6年生の皆さんに、和文化体験学習の授業を届けてきました。最初に束帯姿の男性の先生を見て、続けて女性の先生をモデルに十二単の着装の手順を見学しました。美しい着物が次々と着付けられていく様子や講師陣の所作にも目を輝かせて鑑賞していました。平安時代の貴族の生活などの解説を聞きながらみんな着付けの様子に見入っていました。

次はクラスごとに十二単と束帯の着装体験です。緊張しながらの着付け体験でしたが、完成するとどの子も満面の笑顔をみせました。「いつもこんな重たいもの着てるの?」「トイレはどうするの?」など実際に着てみて感じた疑問も出され、平安時代に思いを馳せているようでした。

☆プログラム内容

  1. 「十二」にまつわるお話
  2. 十二単の着装の見学と解説
  3. 「空蝉」の完成
  4. 十二単と束帯を着る体験
  5. 十二単にまつわるクイズ、まとめ

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 貴重な体験をして、平安時代にタイムスリップした感じがしました。
  • 十二単の歴史や、誰が着るものか、いつ着るのか、なんで十二単なのか、着るときに使う紐が何本かなどが勉強できました。
  • ていねいに着せてくれたのでうれしかった。カラフルできれいな十二単はもう脱ぎたくないと思うくらい暖かくて、でも15㎏もあるのでおもかったです。
  • 十二単体験で昔の人の気持ちが少しでもわかったからよかった。
  • 平安時代の生活を詳しく知ることができてよかった。子どもたちはとても楽しそうで、うれしいという感想ばかりでした。(先生)