学校向け文化体験プログラム
音楽に感動!「日本音楽の楽しさを体験しよう!」

開催日
2015年12月9日(水曜日)
開催時間
10時40分から12時20分まで
開催場所
いなべ市立丹生川小学校
講師
三重県三曲協会 菊可瑛 幸さん ほか
参加児童数
5年生12名、6年生20名

いなべ市立丹生川小学校5・6年生の皆さんに、お箏の体験授業を届けてきました。資料をもとに楽器の各部の名称や座り方、“爪”などについて説明を聞いたあと、お箏の演奏に挑戦しました。課題曲『さくら』を、二人一組で交代しながら練習します。待っている子が楽譜を指さしたり、手拍子したりして、協力して上達していきました。6年生は昨年に続き2回目の体験だったので、十七絃のお箏や『さくら』の少し難しい譜面に挑戦する子もいました。

講師陣による演奏で『春の海21』を鑑賞した際には、子どもたちは熱心に講師の手元を見たり、手でリズムをとったりしながら聴いていました。
その後、『さくら』一曲を最後までとおして弾く練習をしました。大勢で演奏するとテンポがばらばらになってしまいますが、講師の手拍子に合わせて練習することで揃うようになり、最後には息のあった合奏を聴かせてくれました。

☆プログラム内容

  1. お箏についてのお話(各部の名称・座り方など)
  2. 課題曲『さくら』の練習
  3. 講師による模範演奏『春の海21』の鑑賞
  4. 『さくら』の合奏

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • お箏を聞いてみると、お正月の気分になりました。(5年生)
  • 正ざばかりして足がいたかったけど、お箏をひいているときはなぜかぜんぜんいたくなくなりました。(5年生)
  • 「春の海」もとても心にしみてきて、さすが和楽器だなぁと思いました。(5年生)
  • 貴重な体験で、講師の先生による演奏もすごくて感動しました。(6年生)
  • 楽しかったです。足は痛かったけどミスせずにできた時のよろこびがすごかったです。思わず「イェーイ」とかガッツポーズがしたくなりました。(6年生)
  • お箏の前に座ると、早く触りたい・音を出したくてたまらない様子でした。(先生)
  • ほとんどの子どもが「さくら」を演奏できるようになり、満足した様子でした。(先生)