学校向け文化体験プログラム
音楽に感動!「弦楽器の楽しさを体験しよう!」

開催日
2015年11月10日(火曜日)
開催時間
10時40分から12時15分まで
開催場所
伊賀市立成和西小学校
講師
日本弦楽指導者協会三重県支部のみなさん
参加児童数
5年生15名

伊賀市立成和西小学校5年生の皆さんに、弦楽の授業を届けてきました。ヴァイオリンのソロ演奏で授業が始まると、音楽室に響くヴァイオリンの音色に「すごい」と顔を見合わせる子どもたち。音楽の世界にぐっと入り込んだところで、資料をもとに楽器について学びました。ヴァイオリンの素材や各部の名称、音を出すために必要な弓についても教わりました。弓は馬のしっぽの毛が使われていることや、松ヤニを塗ることで豊かできれいな音が鳴ることを知り、子どもたちは驚きの連続のようでした。ヴィオラやチェロも登場し、「アイネクライネナハトムジーク」が演奏されると、みんな聴き入っていました。

そしていよいよ演奏体験です。鉛筆で弓の持ち方練習をしたあと、実際に楽器を構えて課題曲「メリーさんの羊」に挑戦しました。何度か繰り返し練習し、「メリーさんの羊」一曲をとおして演奏できるようになりました。伴奏にのせて発表会をすることになり、1年生がお客さんとして音楽室に来てくれました。5年生の皆さんは少し緊張した面持ちでしたが、最後まで一生懸命演奏し、お客さんからは大きな拍手が送られました。

☆プログラム内容

  1. 「ロンディーノ」「チャルダッシュ」鑑賞
  2. ヴァイオリン、弓の説明
  3. 重奏の説明、三重奏「メヌエット」鑑賞
  4. ヴィオラ・チェロ紹介、四重奏「白鳥」「アイネクライネナハトムジーク」鑑賞
  5. 演奏体験「メリーさんの羊」(2グループ交替)
  6. 合奏(講師の伴奏つき)
  7. 「キラキラ星変奏曲」鑑賞

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • ヴァイオリンをきいたりひいたりしてみて思ったことは、とにかくヴァイオリンは音がきれいだなと思いました。
  • 1番むずかしかったのはヴァイオリンの力のかげんです。つよくてもだめ、よわくてもだめだから、むずかしかったです。
  • ヴァイオリンを聞いて、わたしは感動しました。四じゅうそうも聞けたし、ヴァイオリン、ビオラ、チェロの音のちがいにびっくりしました。
  • ヴァイオリンの体験は、とてもむずかしいと思ったけど、思っている以上に楽しかったです。
  • 子どもたちは興味津々で演奏を聞いたり、楽器にさわったりしていた。自分で演奏するときは緊張している様子だったが、1曲ひけて満足そうだった。(先生)