学校向け文化体験プログラム
アートな世界へようこそ!「絵を描こう!」

松阪市立豊地小学校1・2年生の皆さんに、絵の体験授業を届けてきました。
1年生の授業は秋晴れの空の下、運動場で行われました。大きな白い紙にスポンジや新聞紙、スチールウールや手足まで使って白い部分がなくなるまでスタンプします。開放的な青空教室で子どもたちは大はしゃぎ!色水の入った水風船を投げて色づけは完成です。そのまま紙を青空の下乾かします。

手足を洗って教室に移動したら、色をつけて乾かした紙を小さくちぎります。せっかくきれいに色づいた紙をちぎるの?と驚き顔の子どもたちでしたが、ちぎりはじめるとあっという間に紙の山ができました。それを黒い画用紙に名前の形に貼っていきます。どの欠片がいいかな?どんな風に貼ろう?と色々考えながら楽しそうに作業していました。普段書きなれたはずの名前ですが、今日の作品はどれも色鮮やかで、みんなとても誇らしげに見えました。

3・4限目は2年生の授業です。まずは白い画用紙に、マスキングテープで自分の名前を描きます。鉛筆で書くのとは違い、カーブや細かい線に苦戦する子どもたちでしたが、講師からのアドバイスをうけて、第一段階を完成させました。次に、スポンジ・新聞紙・スチールウール・歯ブラシなどを使って、テープの上からどんどん色をつけていきます。教室に作った「赤コーナー」「黄色コーナー」など、色ごとの机をぐるぐる回り、好きな色で自分の画用紙を埋めていきました。

乾いたところでテープを剥がす・・・という予定でしたが、残念ながら授業時間内に絵の具が乾かず、よく乾いてから剥がすことになりました。
「剥がしたらどうなるのか?」と、お楽しみを残して、授業は終了しました。
後日学校にお邪魔して完成した絵を見せてもらいました。
自分らしく色づけした画用紙の中にそれぞれの名前が浮かびあがり、子どもたちの表情が見えてくるような、素敵な作品に仕上がっていました。
☆プログラム内容(1年生)
- 白をうめよう 和紙(障子紙)に色んなものを使って“スタンプ”し、白い面をうめていく。
- 名前を描こう 乾いた障子紙を小さくちぎり、黒い画用紙に貼って自分の名前を描く。
☆プログラム内容(2年生)
- 自分の名前を描こう 白い画用紙にマスキングテープで名前を書く
- 白をうめよう 画用紙に色んなものを使って“スタンプ”し、白い面をうめていく。
- マスキングテープを剥がすと字が浮き出る。


- いいなまえができました。(1年生)
- みんなですぽんじであそんだりえのぐであそんでたのしかったよ。(1年生)
- てでてがたをつけたあと、すぷれいではなびみたいになったのがすごくきれいでした。あんなことやったことないのですごくたのしかったです。(1年生)
- スポンジとかはぶらしとかで色をつけると、すごくすてきな絵になりました。すごくたのしいじゅぎょうをしてくれてありがとうございました。(2年生)
- じむさんが、じょうずと言ってくれて、うれしかったです。(2年生)
- 絵をかいたりシールでじぶんの名前をつくったりして、めっちゃたのしかったです。(2年生)
- いきいきと、思いきり楽しめたようです。(先生)
- 汚れながらも、とてもウキウキと楽しそうに活動していました。(先生)