学校向け文化体験プログラム
音楽に感動!「弦楽器の楽しさを体験しよう!」

開催日
2015年10月15日(木曜日)
開催時間
10時40分から12時15分まで
開催場所
大台町立宮川小学校
講師
日本弦楽指導者協会三重県支部のみなさん
参加児童数
4年生15名

大台町立宮川小学校4年生の皆さんに、弦楽の授業を届けてきました。はじめにヴァイオリンのソロ演奏で弦楽器の生の音を鑑賞し、その後資料をもとに楽器についての解説を聞きました。ヴァイオリンの素材や各部の名称、弓についても教わりました。弓は馬のしっぽの毛が使われており、松ヤニを塗る前と後では全く響きが違うことを教わりました。続いてヴィオラやチェロも登場し、大きさなど外見の違いや音の違いを比べてみたあと、ヴァイオリン・ ヴィオラ・チェロによる重奏を鑑賞しました。

そしていよいよ演奏体験です。弓の持ち方を練習してから、実際に楽器を構えて音を出してみました。自分の楽器から音が鳴ると、みんな驚きと喜びの表情を浮かべていました。課題曲は「メリーさんの羊」で、ひとつずつ音を確認しながら練習をすすめ、ゆっくりですが一曲弾けるようになりました。講師陣の伴奏にのせてグループごとの発表も行い、演奏を終えた子どもたちはお互いに拍手をおくり合いました。少し照れくさそうにしながらも、「一曲演奏できた」という満足気な笑顔が見られました。

☆プログラム内容

  1. 演奏「ロンディーノ」「チャルダッシュ」
  2. ヴァイオリン、弓の説明
  3. 重奏の説明、三重奏「メヌエット」
  4. ヴィオラ・チェロ紹介、四重奏「白鳥」「アイネクライネナハトムジーク」
  5. 演奏「キラキラ星変奏曲」
  6. 「メリーさんの羊」練習(2グループ交替)
  7. 発表(講師の伴奏つき)

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • ヴァイオリンの音をきくのもはじめてで、近くできくとすごくきれいでびっくりしました。
  • チェロやヴィオラなど他の楽器も知れたのでよかったです。
  • 私にメリーさんの羊がひけるとは思っていなかったけど、ひけたから自分でもビックリしました。
  • ヴァイオリンを習いたいと言ってとても喜んでいたし、今回の体験でぐっと身近な楽器に感じたようでした。(先生)