みえミュージアムセミナー 四日市市立博物館「時空街道を行く」事業報告

開催日
2015年9月27日(日曜日)
開催場所
三重県生涯学習センター2階 視聴覚室(三重県総合文化センター内)
開催時間
13時30分から15時00分
講師
廣瀨 毅さん(四日市市立博物館 学芸員)
参加人数
49名
参加費
無料
講座の様子

平成27年3月にリニューアルオープンした四日市市立博物館は、これまでの博物館とプラネタリウムに加え、新たに四日市公害と環境未来館が併設されました。主に博物館では原始・古代から江戸時代までを扱い、四日市公害と環境未来館では明治から現代までを扱っており、二つの館を見ることで四日市のあゆみを一連の流れとして捉えられるようになっているそうです。

新しい常設展は、観覧者にとって物を見る力・歴史を感じる力・社会を見る力をつける主体的な学びの場を目指しています。小さい子どもから大人まで、それぞれの視点で展示が見られるよう原寸大再現展示で全体を構成し、解説シートやスマートフォン・タブレットを用いた展示ガイドを用意してあるなど、様々な工夫について解説されました。

展示

講師の廣瀨さんは、「現代はインターネットなどで、様々なものを見ることはできるが、実際に空間の感覚を感じることで見えてくるものがある。ぜひ博物館に足を運んでほしい。」とおっしゃっていました。

講演後は、参加者の方が1階の関連パネル展示を熱心に見学されていました。

参加者の声

  • 博物館の楽しみ方を変わった切り口で話をしていただいてとてもすばらしかった。
  • 大変興味深く拝聴いたしました。学芸員さんのご苦労、配慮がよくわかりました。学芸員さんの努力に敬意を表します。再度四日市市立博物館へ訪れたいと思います。ありがとうございました。
  • きちんとした博物館学を心得ておられるのに感じ入りました。