みえアカデミックセミナー2015
高田短期大学公開セミナー
「子どもの歌の世界への誘い」
「子どもの歌、歌あそびの楽しみ~みなさんで歌いましょう~」の事業報告
「みえアカデミックセミナー」は県内の高等教育機関と連携で生まれた公開セミナーです。毎夏、三重県総合文化センターを会場に、各校1日程ずつ全 14回の日程で、各校の選りすぐりの先生に少し高度な学習をわかりやすくお話ししていただいています。前身となる「6大学公開講座」から振り返りますと、 今年で20年目になります。今後とも皆様に期待していただけるようなセミナーをお届けしていきたいと思います!!
最終日(第14回目)の8月9日(日)は、高田短期大学の公開セミナーを2人講師による2部構成で開催しました。
子どもの歌の世界をいろいろな窓から、見て・聞いて・考え、そして、歌ってみませんか。子どものための歌には、永年歌い継がれてきた歌から今の子どもたち が好んでうたう歌まで、数多くあります。子どもの歌誕生の変遷や作曲家のこと、子育てと子どもの歌のかかわり等のお話と歌唱・歌あそびを行う楽しさを味わ う講座です。

「子どもの歌の世界への誘い」
子ども学科 教授 福西 朋子 さん
子どもの頃に出会いうたった歌は、今、何を語りかけているでしょうか。今、子どもが育つ環境に子どものための歌はどのように関わっているでしょうか。ピアノ演奏に合わせて「うみ」を合唱したあと、三重にゆかりのある作曲家の楽曲や唱歌、童謡の起源について解説をお聞きし、ピアノや楽器に合わせて参加者の皆さんと合唱しました。「子どもの歌」の世界に身をおいて、懐かしさと心地よさに浸りながら、いきいきと楽しそうに参加されておられました。
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1.三重にゆかりの作曲家から 2.童話から幼児童話~こどものうた~ 3.子育てと子どものうた
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「子どもの歌、歌あそびの楽しみ~みなさんで歌いましょう~」
子ども学科 准教授 山本 敦子 さん
音楽は元気や安らぎを与え、心に潤いをもたらしてくれます。自分らしく表現すること、仲間とともに表現することの楽しさを感じさせてくれます。とりわけ「歌うこと」は心と体を開放し、また親と子のコミュニケーションの原点ともなるすばらしい要素もたくさん含まれています。懐かしい子どもの歌や歌あそびなどを講師の動作に合わせて体験しながら、参加者の皆さんも童心にかえって歌や手遊びの魅力を存分に味わっておられたようでした。
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1.子育てと子どもの歌の関わりについて ♪.むすんでひらいて ♪.トントントン ♪.グーチョキパーでなにつくろう
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- 楽しく子どもの歌の歴史を含め、聴かせていただきありがとうございました。みんなで歌いましょうでは、手遊び指遊び、学生に教えている一部も垣間見ることができたように思います。
- 久々に声を出して歌うことが出来て楽しかった。小さい子どもとのコミュニケーション・ツールとしても意味があることを改めて思った。脳活にもいいですね。
- 楽しいセミナーでした。孫との触れ合いにプラスになるセミナーでした。お二人の先生の声が明るく澄んでいて、さすが子ども学科の先生。笑顔も素敵。
- たくさんの歌をうたえてよかったです。子どもの歌の歴史や背景、生み出された当初のねらいや願いを知ることができ、いい内容でした。
- これからの活動に大変参考になりました。手話で歌うのが楽しかったです。歌はいいですね♪参加者と共にするのがよかったです。
- 唱歌、童話が大好きです。先生から歌詞のエピソードを聞けて嬉しかったです。
- 子どもだけでなく大人としても歌って素晴らしく、心の解放になります。手遊び、指遊びの歌は楽しいですね。
- 童謡はずっと歌い継がれていくものだと思うので、この様なセミナーは若いお母さん達にもっときいて欲しい!ききたい!と強く思います。とても楽しい時間を過ごせました。