楽楽狂言塾 ~「をかし」の世界~事業報告
古典芸能を楽しく学ぶ“楽楽シリーズ”。5回目の今年は、小学校と中学校の教科書にも登場する狂言を取り上げました。
講師に名古屋女子大学教授で、「人間国宝 野村万作の世界」などの著者でもある林和利さんと、名古屋の和泉流山脇派の狂言師 佐藤融さんをお迎えして狂言の魅力を学びました。
まずは、林先生が狂言の歴史や現状などについてわかりやすく解説されました。その後、佐藤さんも舞台に登場して、まずは扇を使った演技や、動物の鳴き声などの擬音を実演つきで解説され、次に参加者の方全員で笑いの演技体験に挑戦しました。その後、狂言師の佐藤さんが謡やせりふの一部を実演されると、その迫力に参加者の方も圧倒されていました。最後には、狂言師の方が実際に使われている面や衣装を、参加者の一人の方が舞台にあがって実際に身に着けながら紹介するコーナーもありました。
会場からは何度も笑いが起こり、狂言ならではの楽しい講座となりました。
- 今まで日本の伝統芸能に触れる機会がありませんでしたが狂言がこれほど観て楽しいものだとは!楽しい本当に楽しい!有り難うございました。いい時間になりました。
- 大変くわしい説明でわかりやすく、これから機会があれば舞台も鑑賞してみたいと思いました。先生の御本も図書館で是非よみます。
- 狂言ってなんとなく知ってはいても、勉強できていなかったので今回しっかり学ぶことができてうれしいです。座学だけでなく実演もあるのがさらに楽しい。
- ワァ~ハッハッハッ!とても楽しく勉強できました。