講座ボランティア企画 郷土を歩こう!
【「酒蔵のある街を歩く 鈴鹿山脈から湧き出る伏流水に恵まれた“宮の雪”の宮﨑本店をたずねて】の事業報告
講座ボランティア企画 「シリーズ郷土を歩こう!」
今回は国の登録有形文化財に指定された黒塗りの酒蔵が立ち並ぶ、楠の街を歩き楽しみながら「宮の雪」の宮﨑本店で日本酒について学びました。
始めに宮崎本店社長より、軽妙な語り口で日本酒の歴史についてお話いただき、会場はしきりに感心したり笑いが起きていました。酒造りで必要な要素は「水・米・技」であり、この地域では、鈴鹿川の伏流水からの美味しい軟水に恵まれており運搬の為の港も近いことから、古くから酒造りが発展したとのこと。また、技である杜氏も昔は酒造りの盛んな東北から蔵人とともに招いていたのですが、近年は自社の杜氏を育成し若い杜氏が活躍しているそうで、興味深い話に引き込まれていきました。
次に、宮崎本店の杜氏の長谷川さんより、タンクが立ち並ぶ、ほのかに酒の匂いが香る工場内を案内していただき、酒の醸造について学びました。メモをとったり、熱心に質問したりしている参加者の方もいました。一通り醸造を学んだあとの日本酒の試飲では、皆さん感慨深いようでした。
- 晴天に恵まれ、社長さんのユーモラスなお話しに引き込まれました。楠町の街を初めて訪れ、大好きなお酒のルーツの話は大変面白く、大好きなお酒をお土産に買っていきます。ありがとうございました。
- 知識がふえる事は楽しい事です。酒の起源、酒税のこと等々のお話、ありがとうございました。
- 社長の楽しい、わかりやすい説明でした。杜氏さんのお話しもわかりやすく、楽しい講座でした。ありがとうございます。