4月名作映画会「西鶴一代女」
4月名作映画会「西鶴一代女」
三重県視聴覚ライブラリーが所蔵する映像教材の中から、テレビや映画館で上映の機会が少なくなった往年の「名作」を上映し、作品の持つメッセージや芸術性を味わっていただく「名作映画会」を実施しました。
★名作映画会では、上映ボランティアが主体となり、運営、司会、機器操作等を担当しています。
今回上映した文芸作品「西鶴一代女」。ヴェネツィア国際映画賞を受賞した溝口健二監督の最高傑作と呼ばれています。
御所勤めのお春が、彼女を慕う若侍との恋愛事件をきっかけに転落の人生を歩む悲劇を描いています。
主人公を演じる昭和の大女優、田中絹代の迫真の演技に
、2時間20分の長編映画に関わらず、参加者の皆さんは最後まで見入っていました。
- 身近で名作に触れることができてありがたい。
- 主人公が最後の最後まで報われなかったのが悲しい。でもこの映画を見ることができてよかったです。
- 長い映画でしたが今日では考えられない内容でした。久しぶりに涙腺がゆるみました。