学校向け文化体験プログラム「買い物ゲーム」

鈴鹿市立国府小学校5年生の皆さんに、「買い物ゲーム」という、環境に配慮した賢い消費者とは?ということを考え学ぶ授業を届けてきました。まずは買い物ゲームのルールをみんなで確認してから家庭科室に作られた模擬スーパーへカレーの具材を買いに行きます。そして教室に買ったものを持ち帰り、みんなで何に気を遣って買い物をしたのかを発表しました。「お値打ちなのを選んだ!」「おいしそうなのを買った!」と値段や商品そのものの魅力で選んだ様子。では、買ってきた商品からどれだけのゴミが出るのでしょう?

ゴミ処理にかかる費用を、根拠となるシートに基づき各班で算出します。捨てたゴミを処理するためにこんなにもお金がかかるなんて・・・と驚く子どもたち。ここからはゴミに着目して授業がすすめられます。1日に1人あたりが出すゴミの量、埋め立て処理場のこと、ゴミの多くは焼却処理されるのでCO2が多く出ること・・・。買い物で多くのゴミも一緒に持ち帰っているということに気付いた子どもたち。気を付けることをメモして2度目の買い物に向かいます。結果、すべての班がゴミの数・処理費ともぐんと少なくおさえた買い物ができました。最後に3R(リデュース、リユース、リサイクル)を学び、給食のリデュース=残さず食べること!を確認しあって授業は終了しました。
☆プログラム内容
- 買い物疑似体験
- ごみについての学習
- ごみを減らす工夫
- 3R(リデュース・リユース・リサイクル)について


- この勉強を、ふだんの生活にいかしていきたいと思いました。
- ごみをすてるのにもお金がかかるとは思いませんでした。これから買い物へ行くときはゴミや買う物のことを考えようと思います。
- 環境のためにも考えて買い物をして、ごみをへらしていきたいです。
- 話を聞く、話し合う(考える)、行動する、等の動きの変化があり、最後まで楽しく集中して取り組めました。(先生)
- 子どもたちの様子から、生き生きと楽しみながら、しっかりエコについて学べたと思います。(先生)