学校向け文化体験プログラム
「美しい話し方〜聴く・話す・伝える〜」

開催日
2015年1月16日(金曜日)、1月22日(木曜日)
開催時間
10時45分から15時30分まで
開催場所
鈴鹿市立郡山小学校 教室
講師
フリーアナウンサー 山上和美さん
参加児童数
4・5年生 103名
授業の様子

鈴鹿市立郡山小学校の4・5年生の皆さんに「話し方」の体験授業を届けてきました。

まずは講師の山上和美さんがテレビに出演しているときの映像を見てもらい、子どもたちにアナウンサーの仕事をご紹介。

授業の様子

そしてアナウンサー必携のアクセント辞典を引いて、日本語には正しい発音があることや、同じ「はし」という言葉がアクセントによって「橋」「端」「箸」と意味が変わってくることなどをレクチャー。

授業の様子
つぎは手鏡で自分の口を見ながら「あ、い、う、え、お」。大きく口を開け、正しい発音で「ありがとう」と言う練習です。子どもたちは楽しんで取り組んでいます。
授業の様子
早口言葉も体験。何回も練習してできるようになったらみんなの前で発表します。でも、前に立つと緊張して途中でつかえてしまう子も。講師がやってみせると「おおーっ!」と驚きの声が上がりました。
授業の様子
最後は30秒のスピーチです。話す内容は自由。結論→理由→詳細の順で何を話すかを考え発表します。「カメラについて」、「ヤドカリについて」など話の内容は様々。緊張してなかなか話し出せない子も講師がサポートしてたくさんの子どもたちが発表出来ました。

担任の先生たちは普段人前で発言することのない子たちも発表していておどろいたそうです。子どもたちにとってはきちんと話すことを意識する良い機会になりました。


プログラム内容

  1. 講師あいさつ・自己紹介
  2. 話すこと・聴くことについてのお話
  3. 早口言葉
  4. 人への伝え方・腹式呼吸のやりかた
  5. 30秒のスピーチ

参加者の声

  • 最後の自分の発表をするとき、きんちょうしたけど前に出てみたらあまりしなくなったような気がしました。なので、大人になったとき、発表するときの勇気が出ました。(4年生)
  • ひとこと、ひとことのことばを気持ちをこめて、心をこめて伝えたいです。(4年生)
  • 「ありがとう」と心をこめて言うことと、心をこめないで言うことはぜんぜんちがうのだなと思いました。(5年生)
  • 話すことだけでなく、まずきくことも大事だと気付きました。聞くのではなく聴くことが良いと知りました。(5年生)
  • すごくハキハキ美しい話し方で気持ちがよかったです。子どもも、いろんな「気づき」があったようでたのしそうでした。(担任)
  • 意外な子どもが積極的に発表していてとても良い授業だった。(校長)