学校向け文化体験プログラム 五感を刺激!「演劇プログラム」

亀山市立亀山南小学校6年生の皆さんに、演劇の授業を届けてきました。演劇という知ってはいるけれど身近に触れたことの少ない言葉に少し緊張気味の子どもたち。講師の油田さんから今日挑戦する「対話劇」について、まずは台本をもとに「ト書き」「配役」「台詞」について説明がありました。そして「空白になっている創作部分に入れる内容は事実でも嘘でもいい。演劇は嘘をついてもいい。」と話されると、子どもたちは「へ~」と驚いたような、少し興味が出てきたような表情になりました。

まずはほとんど筋書がある台本をもとに、配役を決め、台詞の一部を自分たちで創作し「教室の朝の風景」を描きます。完成したら読み合わせをして発表。続いてさっきよりも白紙の部分が多くなった台本に自分たちで創作していきます。設定はかわりませんが、ほとんど空白の紙を前に頭を抱える子どもたち。講師から「今日の朝はどんな感じだった?」「その話を書いたら?」と声をかけられるとイメージができたようで物語が進み始めました。完成したら台詞の練習と、今度は動きもつけて演じます。演劇を観るときの決まりごとも講師から教わり、全ての班の発表をみんなで楽しみました。最後に講師から講評と、今日みんなで一生懸命頭を悩ませ周りの意見を聞きながらなんとか作品を創り上げたその過程が、これからの人生に大切なことなのではないかとのお話があり、子どもたちは真剣に聴き入っていました。
☆プログラム内容
- 演劇と台本についてのお話
- 既存の台本をもとに、一部(後半は大部分)を創作して自分たちが演じる作品を作る
- グループごとに発表


- きゃく本が完成して、自分の役を演じるのは、とても楽しかったです。
- 自分たちでセリフを決めるのはむずかしかったけど、たっせいかんもあってたのしかったです。
- 私はだい本をはじめて書いたので、みんながおもしろいかがわからなかったけど、みんながわらってくれてうれしかったです。
- 子どもたちの創造力がかき立てられていた。(先生)