学校向け文化体験プログラム 音楽に感動!「弦楽器の楽しさを体験しよう!」

開催日
2014年12月15日(月曜日)
開催時間
10時45分から12時20分まで
開催場所
松阪市立中原小学校 音楽室
講師
日本弦楽指導者協会三重県支部のみなさん
参加児童数
4年生19名

松阪市立中原小学校4年生の皆さんに、弦楽の授業を届けてきました。まずはヴァイオリンのソロ演奏を鑑賞し、その後資料をもとに楽器についての解説を聞きました。ヴァイオリンの素材や各部の名称、そして音を出すために必要な弓についても教わりました。弓は馬のしっぽの毛が使われていて、これに松ヤニをつけることで豊かできれいな音が鳴ることが分かりました。続いてヴィオラやチェロも登場し、大きさなど外見の違いや音の違いを比べてみたあと、ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロによる重奏を鑑賞しました。

後半はいよいよ演奏体験です。鉛筆で弓の持ち方練習をしたあと、実際に楽器を構えて課題曲「メリーさんの羊」に挑戦です。見学している子たちも、弾いている子の真似をして構えの練習をしていました。全員が練習を終えたあと、伴奏にのせて発表会をしました。みんな真剣な表情で最後まで演奏し、お互いに拍手を贈りました。授業の最後には子どもたちから歌と折り紙のプレゼントがあり、講師の皆さんはとても感動していました。音楽をとおして、たくさんの感動が生まれた授業になりました。

☆プログラム内容

  1. 演奏「ロンディーノ」「チャルダッシュ」
  2. ヴァイオリン、弓の説明
  3. ヴィオラ・チェロ紹介、三重奏「メヌエット」、四重奏「アイネクライネナハトムジーク」
  4. 「メリーさんの羊」練習(3グループ交替)
  5. 合奏(講師の伴奏つき)
  6. 演奏「キラキラ星変奏曲」

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 自分で1曲ひけたのでとてもうれしかったです。
  • はじめてひいたらすごくきれいな音がでたので「ひいてよかった」と思いました。
  • 最後の「キラキラ星」のえんそうがすごく感動しました。
  • とってもむずかしかったけど、バイオリンを初めてさわってとても感動しました。
  • 耳のそばで聞いて音に驚いたと思う。構えて引き続けるだけでも大変でどれだけすごいことか、体験して分かったので今後“聴く”ことに影響があると思う。(先生)