学校向け文化体験プログラム 音楽に感動!「ピアノのふしぎ!?」

津市立藤水小学校3年生の皆さんに、ピアノの授業を届けてきました。まずはショパンの「子犬のワルツ」でご挨拶。くるくる動く講師の手元を見て、子どもたちは「すごい!」と顔を見合わせていました。続いてピアノの演奏を聴いてどんな動物をイメージして作られたかを当てるクイズをしました。これは白鳥か、象か、ライオンか・・・?正解すると子どもたちは大喜び!その後ピアノの鍵盤の「アクションモデル」というものを使って、ピアノの音が出る仕組みについて教わりました。「ハンマー」がピンと張られた弦をたたくことで音が鳴ると聞き、驚いていました。

次にピアノの大屋根(蓋)をあけて中を覗いてみます。さきほどアクションモデルで見た仕組みがいっぱいつまっています。音が鳴るために重要な響板についてもお話がありました。オルゴールを響板に乗せると音が急に大きくなり、「なんで!?」とびっくり顔の子どもたち。弦をハンマーでたたいた音が響板によって大きく響くということを体感しました。最後にモーツァルトの「トルコ行進曲」でお別れです。ピアノの下をくぐったり、側面や裏面に触ったりして、演奏を楽しみました。
☆プログラムの内容
- ごあいさつの1曲 ショパン『子犬のワルツ』
- 動物当てクイズ~音楽で表現された動物を当てよう~
- ピアノの不思議~ピアノ博士になろう~
- 最後に1曲プレゼント


- ぞうはゆっくり、ライオンはかっこよく、はくちょうはきれいに、にわとりははやく、いろんな音があるんだなと思いました。
- きょう板がだいじなはたらきをしていたのがわかりました。
- なぜピアノの音があんなに大きい音なのかがとてもよく分かりました。
- はくちょうは、みずうみをスゥーととおるはくちょうのかんじがわかりました。
- ピアノの下から手をあてたら、手がふるえたのがすごいと思いました。
- ハンマーはひつじの毛だと分かりました。ハンマーが鉄のぼうに当たっていたのが分かりました。
- ピアノの音が出るしくみを実物、模型、体感と、様々な方法で教えてもらえたのが良かった。(先生)