学校向け文化体験プログラム 音楽に感動!「弦楽器の楽しさを体験しよう!」

開催日
2014年12月4日(木曜日)
開催時間
10時40分から12時15分まで
開催場所
津市立高宮小学校 音楽室
講師
日本弦楽指導者協会三重県支部のみなさん
参加児童数
4年生12名、5年生13名

津市立高宮小学校4・5年生の皆さんに、弦楽の授業を届けてきました。前半は講師陣の演奏の鑑賞と、資料をもとに楽器についての学習をしました。ヴァイオリンを弾く弓には、馬のしっぽの毛が使われていると説明があり、実際にほどいて見せてもらうと「おぉ~!」と驚きの声があがりました。また、松ヤニを塗る前と塗った後の音の違いには「すごい!」と顔を見合わせる子もいました。ヴァイオリン以外にもヴィオラとチェロの音の違いを聴き比べたあと、重奏も鑑賞し、重なることで広がる音の世界を楽しんでいました。

後半は実際にヴァイオリンの演奏に挑戦します。グループにわかれて弓の持ち方練習、演奏、見学と、順番に体験しました。まずは音を出し、次に音階の練習、そして課題曲「メリーさんの羊」の演奏へとすすみます。講師に姿勢を正してもらいながら練習を続けると、最初よりもきれいな音が出るようになってきました。各グループの練習が終わり、最後に講師の伴奏にのせて発表会をしました。みんな真剣な眼差しで演奏し、聴いている子から「かっこいい」という言葉が聞こえてきました。友達や先生から拍手を贈られ、みんな嬉しそうな表情を見せてくれました。

☆プログラム内容

  1. 演奏「ロンディーノ」「チャルダッシュ」
  2. ヴァイオリン、弓の説明
  3. ヴィオラ・チェロ紹介、三重奏「メヌエット」、四重奏「アイネクライネナハトムジーク」
  4. 「メリーさんの羊」練習(3グループ交替)
  5. 合奏(講師の伴奏つき)
  6. 演奏「キラキラ星変奏曲」

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • ぼくがひくとキーキーなったけどプロの人がひいたらちゃんと音がなったのでびっくりしました。(5年生)
  • 弓は馬のしっぽの毛なのを初めて知りました。松ヤニをすり込んで音を出すのを初めて知りました。(5年生)
  • バイオリンやチェロなどが近くでみれたのが一番うれしかったです。(5年生)
  • えんそうさせてもらった時は最初に耳もとで大きな声がなってビックリしました。(4年生)
  • 間近でバイオリンの演奏を聴かせて頂いてとても楽しんでいた。バイオリンの音がきれいに鳴ってとても喜んでいた。(先生)