学校向け文化体験プログラム 科学で遊ぶ!「レプリカ作製」

鈴鹿市立井田川小学校6年生の皆さんに、化石レプリカ作製の授業を届けてきました。まずは化石を学ぶときに重要な川の流れ、地層・地質について、パワーポイントを使って解説があり、子どもたちは熱心にメモをとっていました。講師から、「化石は同じものが2つとないので、レプリカを作ることでたくさんの人が研究できる」というお話がありました。また有名なアンモナイトや、恐竜の歯、サメの歯など、色んな化石の見つかった時代や場所について資料をもとに学びました。

後半はいよいよ化石レプリカ作りです。好きな化石の型を選び、水で石膏を溶いて型に流し込む。簡単なようですが、「水はこれくらい?」「こんな硬さでいい?」など、なかなか苦戦していました。石膏が固まるまでの時間、三葉虫やアンモナイト、トバリュウの腕の骨の一部など、本物の化石を見学しました。また、「液状化現象」の仕組みをペットボトルを使って解説してもらい、子どもたちは熱心に観察していました。最後に型からはずすと本物の化石のようなレプリカが完成し、子どもたちは嬉しそうに眺めていました。
☆プログラム内容
- 地層についての学習
- 化石レプリカ作り
- 本物の化石の観察
- 液状化の仕組み


- 私は、化石の事についてあんまり知らなかったけど、今日の話を聞いて少しずつだけど興味をもちました。
- 化石さがしをしてみたいと思いました。
- 出来あがったレプリカが、けっこうリアルでびっくりしました。
- 化石のレプリカ作製は初体験だったので、興味をもってできていたようです。(先生)