学校向け文化体験プログラム 音楽に感動!「弦楽器の楽しさを体験しよう!」

開催日
2014年11月19日(水曜日)
開催時間
9時40分から11時35分まで
開催場所
鈴鹿市立鼓ヶ浦小学校 音楽室
講師
日本弦楽指導者協会三重県支部のみなさん
参加児童数
4年生26名

鈴鹿市立鼓ヶ浦小学校4年生の皆さんに弦楽の授業を届けてきました。まずはピアノの伴奏にのせてソロ演奏を鑑賞しました。音楽室にヴァイオリンの音が響いて、子どもたちが集中していくのが伝わってきます。その後資料をもとに楽器の仕組みを教わり、弓に松ヤニを塗る前と塗った後ではどれくらい響が違うのか聴き比べました。「重奏」についても教わり、ヴァイオリン以外にもヴィオラやチェロの音をそれぞれ聴いたあと、弦楽四重奏を鑑賞しました。教科書に出てくる「白鳥」の演奏もあり、みんなで音楽室に貼ってある肖像画の中から「白鳥」の作曲者であるサン=サーンスを見つけました。

後半は演奏体験です。まずは鉛筆で弓の持ち方を練習したあと、実際に楽器の演奏に挑戦しました。練習中は「肩が痛い」などと言っていた子どもたちでしたが、授業の最後に発表会をする時には、はじめの「お辞儀」をした瞬間から急にきりっとした表情になり、みんな一生懸命演奏していました。

☆プログラム内容

  1. 演奏「ロンディーノ」「チャルダッシュ」
  2. ヴァイオリン、弓の説明
  3. ヴィオラ・チェロ紹介、三重奏「メヌエット」、四重奏「白鳥」「アイネクライネナハトムジーク」
  4. 「メリーさんの羊」練習(3グループ交替)
  5. 合奏(講師の伴奏つき)
  6. 演奏「キラキラ星変奏曲」

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラのえんそうがとてもすてきでした。とくにチェロのメロディーが音楽室の中をひびかせてくれると、心が温かくなりました。
  • じっさいにヴァイオリンをもってみると重かったのでびっくりしました。でも、ちゃんとひけたのでうれしかったです。
  • ぼくも大人になったときにヴァイオリンを弾くプロになろうかなという一つの夢ができました。
  • ヴァイオリンを初めて弾く子がほとんどなので、新鮮だったと思います。ていねいにヴァイオリンの指導をしていただきました。(先生)