学校向け文化体験プログラム 「和文化体験学習『平安時代 十二単&束帯の歴史と着装体験』」

開催日
2014年11月17日(月曜日)
開催時間
8時45分から12時15分まで
開催場所
明和町立斎宮小学校
講師
小林豊子きもの学院のみなさん
参加児童数
6年生86名

明和町立斎宮小学校6年生の皆さんに、和文化体験学習の授業を届けてきました。社会の授業で平安時代の学習を終えている6年生ですが、生で見る十二単や束帯に興味津々の様子。担任の先生をモデルとした着装の様子を見ながら、どういった時にどんな人が着ていたのか、また蚕が作る繭糸から着物は作られることなどを教わり、各自メモをとりながら学んでいました。

子どもたちが実際に着装体験するときには、着物の重さに驚く様子や、「暑い~」と言いながらも嬉しそうな表情が見られました。地元で「斎王まつり」が行われることもあり、もともと十二単などを身近に感じているようでしたが、実際に間近で見たり着てみることで、お話に聞く「斎王さま」のような当時の人々の気持ちにも思いを馳せているようでした。

☆4プログラム内容

  1. 十二単のお話、「十二」にまつわるお話
  2. 着付けの手順を見学
  3. 「空蝉」の完成
  4. 十二単と束帯を着る
  5. 束帯のお話

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 十二単を着て歩くのは難しそうだと思った。斎王ぎょう列の時ゆっくりしか進まないのもわかったような気がする。
  • 束帯も意外と重たくて、今の服はとても軽いんだなぁとわかった。
  • 束帯は、着る人の位によって色がちがうと聞いて、聖徳太子のかん位十二階に似ているなと思いました。 
  • すごくおもたくてくびがいたかったです。斎王さんは十二単をきていた時つかれたんだろうなと思いました。
  • 何枚も着るから暑いし重いけど、何枚も着るからこそこんなにもきれいなんだと思いました。
  • とても楽しそうに体験し、教科書で見たイメージと間近で見て体感することのちがいをしっかり感じていた。美しさ、重さ、に驚いていた。(先生)