みえミュージアムセミナー 斎宮歴史博物館「伊勢と熊野の和歌〜宮廷と聖地の文化交流〜」

開催日
2014年10月13日(月曜・祝日)
開催時間
13時30分から15時30分まで
開催場所
三重県生涯学習センター2階 視聴覚室
講師
斎宮歴史博物館 学芸普及課 副参事兼課長 榎村寛之さん
参加人数
33人
受講料
無料
講座の様子

熊野古道世界遺産登録10周年を記念して開催された特別展『伊勢と熊野の和歌』を2倍楽しめるようにと、事前学習をすることで見方がかわる資料を中心にお話しをしていただきました。『増基法師集』は、熊野の名所「花の窟」が登場する最古の文献です。記録に残されている熊野参詣は、紀州路を通ったものばかりで、三重ルートのことが記述されているこの文献は貴重なものです。その資経本が展示されることにくわえ、本展では別の資経本『斎宮女御集』が展示されるとのことで、200年の時をへだてて資経本の2点が再会する等、見どころをお話しされました。

かわせみ座の紙芝居

また休憩をはさみ、紙芝居グループ「かわせみ座」による新作紙芝居「ながこの斎王えにっき」が上演され、台風の悪天候の中お越しいただいたみなさんを楽しませていました。

講座の様子

講師写真
展示の様子

参加者の声

  • かみくだいて話していただき、わかりやすく良い時間をすごさせていただいた。悪天のなか出かけてきた価値があった。
  • とても勉強になりました。ますます興味を持つことができました。ありがとうございました。博物館にも出向かせていただきます。