講座ボランティア企画 郷土を歩こう!
【菰野を歩く!作品と散策で読み解く 文豪と宮廷歌人の心のふるさと】の事業報告

年に2回開催している“シリーズ郷土を歩こう”、今回は菰野町を訪れました。鈴木小舟は菰野町で生まれ、伊勢行幸中の皇后陛下のお目に留まり、明治34年に宮廷歌人として大抜擢されました。また志賀直哉は今回の会場である旅館寿亭の水雲閣という部屋で『菰野』という作品を執筆しました。会場では、菰野町教育委員会の高田さんが鈴木小舟について説明したあと、日本文学研究家の河原徳子さんが二人の文豪が描いた菰野をその作品から朗読と解説で読み解いていきました。小説に描かれた世界と同じ光景を眺めながらの講義にみなさん感慨深く受講されていました。その後、三岳寺や、文学歌碑などをめぐる散策も行いました。


- 河原先生の声と川の音、耳に入るすばらしい講座でした。ありがとうございます。
- あらためて小説を読もうと思いました!
- 身近な地域の文化について知ることができてよかった。
- 地元菰野を改めて見直す機会を頂きありがたかったです。先生の説明が大変よくわかり楽しかったです。