学校向け文化体験プログラム「美しい話し方〜聴く・話す・伝える〜」

伊賀市立府中小学校の5・6年生の皆さんに、3回にわたり「話し方」の体験授業を届けてきました。
1回目から「相手に伝わる話し方」「聴くことの大切さ」を念頭に置き、口の開け方や腹式呼吸などの基本から、言葉と距離の関係や相手によって使う言葉を考えること、そしてイントネーションやアクセントを使い分けることによって、伝わる内容が変わることなどを学びました。
また早口言葉や『外郎売り(ういろううり)』などの、言葉の楽しさを感じられるものにも挑戦しました。
いろいろな方法で学びましたが、講師の山上さんは「言葉を相手に届けるために心を込めて話していこう」「相手の話を目と心を通して聴く」と子どもたちに伝え続けていました。子どもたちも真剣にその言葉に耳を傾けていました。
☆プログラム内容
<1回目>
1.講師、アナウンサーの紹介
2.話す姿勢
3.口の開け方
4.早口言葉
<2回目>
1.1回目のおさらい
2.2人で話す
3.『外郎売り』
<3回目>
1.言葉と距離
2.敬語
3.言葉のイントネーション
☆プログラム開催情報
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日時 5月30日(火)10:45〜12:20
6月13日(木)13:45〜15:20
6月28日(金)10:45〜12:20
講師 フリーアナウンサー 山上 和美さん
児童数 5年生 34名 6年生 31名
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☆先生からの声
・児童の一人一人に対して、とても丁寧に関わってくれました。また楽しくわかりやすく教えてくれたので、子どもたちも興味を持って参加、学習することができました。
・「言葉を相手に届ける」「目と心を通して聴く」ということを常に立ち返って、コミュニケーション能力の育成に取り組んでいきたいと考えます。
☆子どもたちの声
・私は早口言葉が苦手でした。でも練習しているうちに言えるようになって、お母さんに聴いてもらうと「すごい」とほめてくれました。言えるようになったのは授業のおかげだなと思いました。(6年生)
・アナウンサーという仕事に

すこし興味をもった。(6年生)
・まだ来てほしい!!メッチャ楽しかったです。(6年生)
・一番心に残ったことは、聞いたことを自分のひきだしに入れることです。(6年生)
・話し方の授業を通して、ぼくはただしゃべるだけじゃ伝わることはないと思いました。これからは気持ちをこめて話したいです。(5年生)
・教えてもらった質問と答えのキャッチボール、あいてのほうに体をむける、心にこめるとかを、友だちや家族にやってみたら、すごく話しがはずんでたのしかったです。(5年生)
