学校向け文化体験プログラム「絵を描こう!」

開催日
平成25年1月21日
開催場所
鳥羽市立弘道小学校

鳥羽市立弘道小学校3年生のみなさんへ、絵を描く体験授業を届けてきました。

今回のテーマは『静物画を描く』。子どもたちにとっては、静物を描くことも使う技法も全てが初体験でした。
描く対象は、ビンと箱とりんご。講師から伝えられる手順で下書きしていきました。「最後は一番いい線を使うから、今は消しゴムは使わないで。」と言われ消しゴムが使えないことに驚く子どもたち。最初は恐々でしたが、少しすると筆がのってきた様子が見られました。
後半は水彩絵の具で色を塗りました。使う色は青、赤、黄のみ、ない色は混色し作ることになりました。「緑作るにはどうしたらええの?」など講師や友だちに尋ねている姿がみられました。また「ビンは光ってないかな?よく見て。光を表現するならタオルで絵の具を拭いてみて。」と講師からアドバイスを受けていました。最後はりんごの色を塗りました。「上から赤、下は黄色をぬっていくとりんごらしくなるよ。」と教えてもらい実践しました。みんな綺麗でおいしそうなりんごが出来上がりました。


☆プログラム内容
1.鉛筆の持ち方
2.静物画を描く
  高さを決める→物を描いてみる
3.ちょっとクイズ
4.水彩絵の具で塗る…にじみやぼかし
5.今日のおさらい


☆プログラム開催情報
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日時  1月21日(月)10:40〜12:20
講師  画家 長船 侍夢さん   
児童数 3年生 13名
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☆先生からの声
・本物の技(構図のとり方や筆の使い方、色のぬり方、にじみやぼかし)を教えていただきとてもおもしろかったです。子どもたちがむずかしくなってきたときに、クイズをだして気分転換をはかっていただいたりしてよかったです。
・絵を上手に描きたいと思っているけどできないと思っていた子が、“絵に失敗はない”という言葉に勇気づけられたようです。いつもなら立体をとらえるのが難しい子がいやにならず、かくことができました。色のぬり方やえんぴつのもち方など、子どもたちもいつもと違うかき方に出会い(筆を2本使うなど)楽しそうでした。

☆子どもたちの声
・ビンをかくとき、色をつけてティッ

シュであかるいところをけしたらリアルになった。
・うまい絵をかく人は、したがきをして何本もうすくかいて、自分のなっとくするのができるまで、かきつづけることをはじめてしりました。
・こくばんのしたにおいてあった絵が、3つともぜんぶきれいですごかったです。