事業報告「報告！まなびの現場から」

クラシック音楽史上不滅の名盤を紹介する「シリーズ名盤を聴く」。今回はシリーズ第45回目として、三重県津市出身で29歳で日本人男性初のウィーン国立歌劇場専属となり活躍され、1988年に38歳の若さで急逝された山路芳久さんを特集しました。
地元出身の方ということで、受講の申込みも多くいただき、講座日の約1ヶ月前に会場をより広い小ホールへ変更しました。
当日は、山路さんのお母様にお借りした貴重な映像や、山路さんの得意とした「愛の妙薬」などを映像や音楽で楽しみ、途中では、会場にいらした山路さんのお母様や、恩師の稲葉先生に、思い出などを語っていただくシーンもありました。
またロビーでは、県立図書館の協力で山路さんに関する新聞記事の展示と、書籍の貸出しを行い、多くの人が興味深くご覧になっていました。

☆プログラム☆
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１．ナレイション
２．レハール：「ヴィリアの歌」〜 喜歌劇「メリー・ウィドウ」から（CD）
３．レハール：「君はわが心のすべて」〜 喜歌劇「ほほえみの国」から（CD）
４．レハール：「唇は語らずとも」〜 喜歌劇「メリー・ウィドウ」から（CD）　　　
５．山田耕筰：「からたちの花」（CD）
６．プッチーニ：「星は光りぬ」〜 歌劇「トスカ」から（CD）
７．カルディッロ：「カタリ」（CD）
８．チレア：「フェデリーコの嘆き」〜 歌劇「アルルの女」から（CD）
９．ヴェルディ「怒りの日」の一部 〜 「レクィエム」から（映像）　　　　　　　　
１０．ドニゼッティ：歌劇「愛の妙薬」ハイライト　（映像）　　　　　　　　　　　
アンコール　石川啄木「初恋」（CD）
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☆講座開催情報
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時間　　　　１３：３０〜１６：００
講師　　　　三重県文化会館館長　梶　吉宏さん
参加者数　　１７４名
参加費　　 　無料
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☆参加者の声

・山路芳久さんの歌声・映像をかねてから、お聴かせ頂けたらと思っておりましたので、今日はとても満足で嬉しい日でした。お母様のお力添えで貴重な場面にも接することができ誠にありがとうございました。感動致しました。何と美しく心に残る声だろう。
・津市にこんな素晴らしいテノール歌手がみえた事を誇りに思います。若くして亡くなられた事が残念でなりませ

ん！
・関連の図書の貸出しがあり、すばらしいアイディアです。以前にリクエストしたのが実現してうれしいです。