みえミュージアムセミナー パラミタミュージアム

みえミュージアムセミナー最終回は、パラミタミュージアムです。明治以降の日本画の歴史について、学芸部長の湯浅英雄さんに講演していただきました。
明治期に押し寄せた西洋化の流れの中で日本美術は衰退していました。このことを危惧したフェノロサや岡倉天心らによって、東京美術学校が開校されました。また、横山大観や菱田春草らは、西洋美術に負けない空気の厚みを日本画で表現しようと「朦朧体」と呼ばれる実験的な画法に取り組みました。展覧会でも「朦朧体」の作品を観ることができます。
後半は橋本雅邦、下村寒山ら展示品の見どころについて、学芸員の衣斐唯子さんに解説していただきました。
☆講座開催情報
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近代日本画美の系譜
時間 13:30〜15:00
講師 パラミタミュージアム
学芸部長 湯浅 英雄さん
学芸員 衣斐 唯子さん
参加者数 55名
参加費 無料
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☆参加者の声
・美の系譜展ぜひ行こうと思っています。すばらしいテーマで楽しみにしている。実物を見る事が大事だなと思いました。
・有難うございました。帰宅後、明治期の美術史を少し勉強して、パラミタミュージア

ムを訪問して参ります。
