学校向け文化体験プログラム 伝統文化を体感「三重の伝統文化を体験しよう!(狂言)」

開催日
平成26年6月23日
開催場所
伊勢市立厚生小学校

伊勢市立厚生小学校5・6年生の皆さんに、狂言の授業を届けてきました。

6年生のみなさんは国語の授業で狂言『柿山伏』を勉強しています。今日は間近で生の舞台を観る貴重な機会!みなさん集中して一つ一つの台詞や動きに注目していました。
講師が子どもたちに感想を尋ねると次々に手が上がり、「山伏がこらしめられるところが面白かった」、「声が大きくて迫力があった」などの声があがりました。
そのあとは代表の4名の子どもたちが衣装を着付けてもらい、待っている間に他の子どもたちは講師の家に代々伝わる面や扇子に触れました。衣装の着付けが終わると代表の子どもたちが『柿山伏』と『いろは』の台詞を講師の声に合わせて体験。『柿山伏』の猿やキジのまねをする場面では大笑いも起きる楽しいプログラムとなりました。


☆プログラム内容
1.狂言のお話(舞台について、修業のお話、見どころ、など)
2.「柿山伏」の鑑賞
3.面・扇子に触れる
4.着付体験・台詞体験


☆プログラム開催情報
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日時  6月23日(月)13:50〜15:30
講師  三重県能楽連盟 森 浩一さん ほか  
児童数 5・6年生 104名   
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☆先生からの声
・長年の経験から確かなものをお持ちだと感じました。子どもたちをひきつけていました。
・少しでもすべてを見ることができるように、後ろの方の児童は腰を上げるなどしてしっかり見ようとしていた。楽しんでいた。

☆子どもたちの声
・CDで聴くより本物を見る方がやっぱり迫力がありました。
・昔の言葉ばかりでわからないところもあったけど、表情などでものすごく伝わってきました。
・100年以上前の面や扇子があって、昔はこんなものがあったの

か!と思ってびっくりしました。