学校向け文化体験プログラム 音楽に感動!「弦楽器の楽しさを体験しよう!」

鈴鹿市立鼓ヶ浦小学校4年生の皆さんにヴァイオリンの授業を届けてきました。
まずは講師による演奏です。ピアノの伴奏にのせて2曲を聴きました。間近で聴くヴァイオリンの音と講師の指使いに驚いた様子の子どもたち。
その後ヴァイオリンと弓についてのお話を聞き、音の出る仕組みを教えてもらいました。ヴァイオリン・ヴィオラで違うメロディーを重ねるとどんなふうになるか、「メヌエット」を聴いたり、そこにチェロが加わってさらに重厚な音になることを「アイネクライネナハトムジーク」を聴いて感じました。
鑑賞した後は、グループにわかれてヴァイオリンの演奏体験をしました。弓の持ち方は鉛筆を持って練習しました。ヴァイオリンを支えながら音を出そうとすると肩や首に力が入ってしまい、少し練習するだけで「肩が痛い〜」という声があがっていました。でも、みんな根気よく練習を続け、徐々に課題曲「メリーさんの羊」のメロディーが聴こえるようになりました。
練習後はグループごとにピアノの伴奏にのせて発表をしました。最後に講師陣の「キラキラ星変奏曲」を鑑賞しました。自分たちが練習した後なので、さらに音色の美しさに感動したようで、心地よさそうな表情で聴いていました。
☆プログラム内容
1.演奏「ロンディーノ」「チャルダッシュ」
2.ヴァイオリン、弓の説明
3.重奏の説明、演奏「メヌエット」
4.ヴィオラ・チェロ紹介
5.演奏「アイネクライネナハトムジーク」
6.課題曲「メリーさんの羊」練習
7.発表
8.演奏「キラキラ星変奏曲」
☆プログラム開催情報
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
日時 10月28日(月)10:50〜12:30
講師 日本弦楽指導者協会三重県支部
のみなさん
児童数 4年生 35名
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
☆先生からの声
・どの子も一生懸命、必死に取り組んでいました。まず、演奏を聴いて心が動いたからだと思います。
☆子どもたちの声
・先生たちのえんそうがすごかった。きれいな音がでたときとてもうれしかった。
・弓の馬の毛に松ヤニをすりこまないと音がならないことがびっくりしました。
・いやな音がたまにでてドラえもん

のしずかちゃんがなんでヴァイオリンがうまくひけないのかがなんとなくわかった。
・最初はうれしくて力が入ってしまってギギーという音が出てしまいました。でも力をぬいてひいてみたら、いい音が出ました。
・最後にキラキラ星のえんそうを聞いたときみんなのリズムがちがってもきれいな曲ができてすごいと思いました。



