学校向け文化体験プログラム 伝統文化を体感「三重の伝統文化を体験しよう!(狂言)」

開催日
平成26年6月26日
開催場所
明和町立大淀小学校

明和町立大淀小学校6年生の皆さんに、狂言の授業を届けてきました。

国語の授業で狂言『柿山伏』を勉強中の子どもたちから「CDやDVDではない本物の狂言が見てみたい!」という希望があり実施した今回の体験授業。
『柿山伏』の実演では声の大きさや動きの迫力に真剣に見入っていました。演目が終わると子どもたちからは活発に質問が寄せられ、狂言を始めたきっかけについての質問に「3歳からお稽古を始めて、初舞台は6歳から」と講師が答えるとみんなびっくりしていました。
その後は講師の声に合わせて、全員で狂言の「笑い」を体験。講師のように一息で笑うことができるようにみんな一生懸命取り組んでいました。
ほかにも講師の家に代々伝わる面や扇子、麻でできた衣装などに興味深そうに触れていました。


☆プログラム内容
1.狂言のお話(舞台について、能との違い、稽古の話など)
2.道具の見学(面・扇子・衣装)
3.「柿山伏」の鑑賞
4.全員で台詞体験


☆プログラム開催情報
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日時  6月26日(木)13:45〜15:20
講師  三重県能楽連盟 森 浩一さん ほか  
児童数 6年生 35名   
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☆先生からの声
・言葉のひとつひとつに重みがあり、説得力が感じられた。細やかに説明していただけたのが嬉しかった。
・3歳から稽古をしているような方に初めて出会った子がたくさんいたと思う。「本物」を見せていただけてよかったです。

☆子どもたちの声
・CDで聞く狂言と生で観る狂言は全く違いました。生で聞く方がとても迫力があったし、表情が面白かったです。
・今までのエピソードや良かったことを教えてくれたし、質問にも答えてくれて狂言に近づけた気がした。
・私たちがまねをして読んでいるのと、今回見せてもらったのは、やっぱり、全く違うと思いまし

た。さすがプロ!と思いました。