学校向け文化体験プログラム 伝統文化を体感「三重の伝統文化を体験しよう!(狂言)」

開催日
平成25年6月28日
開催場所
松阪市立米ノ庄小学校

松阪市立米ノ庄小学校の4・5・6年生のみなさんに、「狂言」の体験授業を届けてきました。

狂言師の森さんから、挨拶の大切さ、そして狂言について様々なお話を聞きました。舞台の上にあるものの名称や意味、その効果や、狂言と能の違いなどを教えていただきました。狂言の「笑う」の演技を実際に見せてもらうと子どもたちはつられて大笑い。その後みんなで一緒に「笑う」「泣く」の演技を体験しました。
また、狂言で使う扇子を手にとって見たり、面をつけて真っ直ぐ歩く体験もしました。
「柿山伏」の鑑賞では、山伏が柿をむしゃむしゃ食べたり種を吐き出す場面や、山伏をからかって柿主が大笑いする場面で大きな笑いが起きていました。2時間たっぷり狂言の世界を味わいました。


☆プログラム内容
1.狂言のお話(舞台について、修業のお話、見どころ、など)
2.体験(衣装・面・扇子・台詞)
3.「柿山伏」の鑑賞


☆プログラム開催情報
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日時  6月28日(金)9:30〜11:25
講師  三重県能楽連盟  森 浩一さん  
児童数 4年生26名 5年生15名 6年生19名 
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☆先生からの声
・森先生の狂言に対する思いや、狂言を伝えたいという気持ち、まっすぐな生き方が子どもたちにも伝わり、とても充実した時間でした。ありがとうございました。
・子どもたちにもわかりやすく狂言の内容を説明していただき、4年生には難しい内容かなと少し心配しておりましたが、子どもたちは狂言の世界を楽しむことができていました。ありがとうございました。


☆子どもたちの声
・でんしこくばんで見たのと、はくりょくがちがいました。狂言は目だけではなく、脳で想像して見るのでおもしろかったです。
・あんなに長い時間声を出していても声がつづくなんてすごいと思いました。
・狂言は、言葉がむずかしくてわかりにくいけど、動きと言葉をあわせてみていたら少しずつわかってきました。
・先生から狂言はおもしろいと聞いていたけどこんなにおもしろいと思っていませんでした。
・わたしは、声を大きくだしていなかったりはっきり言葉を言っていな

かったけど、今日きてもらった森先生と田ばたさんのおかげでこんどからきちんと言おうと思えました。
・めったに見ることのできない貴重な狂言だったし、国語の勉強にもなったのでよかったです。こんどからは、はっきりはなそうと思いました。