まなびぃすとセミナー「百人一首成立の秘話 〜定家はなぜこの百首撰を選んだか〜」

身近な古典文学として「小倉百人一首」は子どもから大人まで親しまれています。この百人一首を選んだのは藤原定家といわれていますが、その成立については、いまだ解明されていないなぞが多くあるそうです。講師の大平さん(三重県かるた協会相談役・金雀枝短歌社主幹)に定家の日記、各時代の写本や注釈本、学者の考察などをもとに「百人一首」だけを見るのではなく、時代背景を含め周辺の諸資料を調査することでみえてくる「百人一首」の成立について解説していただきました。また藤原定家と後鳥羽院との関係についても詳しくお話いただきました。参加者の方には講師先生より百首の歌と解説が掲載された資料もお配りしていただき、参考になると好評でした。
☆講座開催情報
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時間 13:30〜15:30
講師 大平 修身さん(三重県かるた協会相談役)
参加者数 123名
参加費 無料
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☆参加者の声
・百人一首の選者がよくわかった。
・興味ある題で、百人一首がより一層親身になった。
・専門的なお話をわかりやすく楽しく聞くことが出来ました。貴重なひとときで嬉しかったです。
・学校に居るころには学んだことがあったが永らく思い出すことがなかった。今回の話で思い出す歌が多く大変勉強になりました。古典は日本の文学の最たるもの又よろしく

お願いします。