学校向け文化体験プログラム 音楽に感動!「日本音楽の楽しさを体験しよう!」

三重大学教育学部附属小学校5年生の皆さんにお箏の体験授業を届けてきました。
まずはお箏を弾くための“お爪”をつけ、お箏の前に座って授業が始まりました。講師からお箏を弾く時の姿勢や楽譜の読み方などを教えてもらってから、課題曲『さくら』の練習をはじめました。馴染みのない楽譜(縦書きに漢数字で音が書かれている)を見ながら、慣れない爪をつけて演奏することにはじめは苦戦していました。しかし練習をやめてしまう子はおらず、一生懸命練習していました。
模範演奏として、お箏と尺八で演奏する『春の海』を鑑賞しました。教科書にも載っている有名な曲ですが、生演奏を聴く機会は滅多にありません。講師の使うさまざまな奏法を見て驚き、また尺八の音にも耳を傾けていました。和楽器の美しい調べを堪能したあとは、再度練習です。最後には講師の伴奏にのせて、みんなで『さくら』を合奏しました。
☆プログラム内容
1.お箏についてのお話
(各部の名称や演奏する時の姿勢など)
2.2人1組で課題曲『さくら』の練習
3.模範演奏『春の海』の鑑賞
4.合奏
☆プログラム開催情報
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日時 12月6日(木)9:00〜12:20
講師 三重県三曲協会のみなさん
児童数 5年生 107名
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☆先生からの声
・子どもへの指導がとてもわかりやすく、初めての子も苦手意識を持つことなく、取り組むことができていました。
☆子どもたちの声
・春の海は両手を使い、体全身でえんそうしているみたいですごく感動した。
・じっさいに先生が手をつかんでやってくれてコツのような物を感じしっかりひけるようになりました。
・ぼくが一番すごいなぁと思ったのが※柱(じ)を動かして音を変えられるということです。それを春の海で見せてもらってすごいなぁと思いました。
・初めて尺八の音をきけてあんなに音が太いんだなぁと思いました。
・ピアノは音がきまっていますが、おことは色々な音がだせるのですごいとおもいました。
・お箏の優しい他の楽器には無い独特の音がとても素晴らしかったです。
※柱(じ)…お箏の胴の上に立てて弦を支え、その

位置によって音の高低を調節するもの

