学校向け文化体験プログラム 伝統文化を体感「三重の伝統文化を体験しよう!(狂言)」

松阪市立小野江小学校6年生のみなさんに、「狂言」の体験授業を届けてきました。
狂言師である森さんから、まずは挨拶の大切さ、そして狂言についてのお話を聞きました。舞台の上にあるものの意味や効果、狂言と能の違いなどを実演もまじえて教えていただきました。狂言での「笑う」の演技を実際に見せてもらうと、子ども達は声の大きさにびっくり!みんなで一緒に「笑う」「泣く」の演技を体験しました。
「柿山伏」の鑑賞では、山伏が柿をおいしそうに食べる場面や、動物の真似をする場面で笑いが起きていました。その後、実際に衣装をつけて台詞を言ったり、扇子を手に取って見たり、面をつけて歩く体験をしました。普段目にすることのない面や扇子に子どもたちは興味津々。また、難しい言葉づかいの台詞に苦戦しつつも一生懸命演じていました。
教科書で読んでいるだけでは難しかった狂言の面白さを感じられたようでした。
☆プログラム内容
1.狂言のお話(舞台について、修業のお話、見どころ、など)
2.「柿山伏」の鑑賞
3.体験(衣装・面・扇子・台詞)
☆プログラム開催情報
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日時 7月4日(木)13:25〜15:20
講師 三重県能楽連盟 森 浩一さん
児童数 6年生 27名
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☆先生からの声
・本当に楽しそうでした。こんなに楽しい時間をすごさせていただき、本当に感謝です。
☆子どもたちの声
・室町時代の頃から、こんなに面白い劇があったなんて、とすごくおどろきました。
・すごく面白いし、迫力もあったし、とても楽しそうに演技していて、こちらまで楽しくなってきました。
・狂言は室町時代へタイムスリップできる日本唯一の物だと思います。
・柿を持っていないのに、柿があるように見えたり、食べる音も本当に食べているような音がして、すごいと思いました。
・こうやって難しい演技をするのは日々たくさん練習されているからだと思います。私も今、頑張りたいことがあるのでたくさん練習して目標を達成したいです。



