学校向け文化体験プログラム「三重の伝統文化を体験しよう!(狂言)」

開催日
平成25年6月20日
開催場所
鳥羽市立加茂小学校 体育館

鳥羽市立加茂小学校5、6年生の皆さんに、狂言の授業を届けてきました。

まずは狂言のお話から。特設の舞台の柱や鏡板を見ながら、その役割や意味を学びました。『柿山伏』の鑑賞前には、狂言特有の「泣き方」「笑い方」を先生がモデルとなり実演、会場中が大笑いとなりました。
『柿山伏』鑑賞後は、面や扇子の説明と体験を実施しました。こどもたちが顔に面を当てて舞台を歩くと、「見えやん」「どこまで歩けばええの?」といった声が聞かれました。最後は子どもたちから「その刀は本物ですか?」「『柿山伏』は本当にあった話ですか?」と質問が飛び出しました。


☆プログラム内容
1.あいさつのお話
2.狂言のお話
3.狂言の泣き方・笑い方
4.『柿山伏』の解説
5.『柿山伏』鑑賞
6.衣装、扇子、面の説明、体験
7.衣装をつけて台詞の体験
8.質疑応答


☆プログラム開催情報
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
日時  6月20日(木)13:50〜15:45
講師  狂言師 森 浩一 さん  
児童数 5年生 38名  6年生 28名   
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

☆先生からの声
・表情、声、生き方の「生の力」を感じることができた。
・演技自体は短い時間でしたが、子供達が実際に衣装をつけたり、楽しむことができるプログラムでした。
・5年生は来年度の国語の授業にも活かせていきたいと思います。

☆子どもたちの声
・しぐさや声を見て聞いて、教科書だけでは感じられない何かを感じられました。
・あのわらいかたのまねして、男子が女子わらわせ大会とか言って、休み時間に「わぁ〜はっはっはっはっは」とかなんとか言って女子の前にたっていってきます。
・貴重ないしょうを着させてくれてありがとうございました。刀やせんすも貸してくれて、柿山伏もさせてくれたので、うれしかったです。