講座ボランティア企画 シリーズ文学(2回連続講座)
【文豪たちの書簡〜手紙にみる愛と真実〜】の事業報告

開催日
平成26年3月2日から平成26年3月9日
開催場所
三重県文化会館 レセプションルーム

12回目を迎えるボランティア企画のシリーズ文学は、企画から当日の受付や司会なども講座ボランティアの方が主になって運営されている人気シリーズです。今年もたくさんの受講者さんでにぎわいました。今年度は文豪が書いた『手紙』にスポットをあて、作家の隠された素顔や人間関係など、作品とはまた違った魅力を、文豪の代表作品とともに、講師の河原先生の解説と朗読であじわいました。今回は作品のイメージを高めるため、第1回目の夏目漱石の回では、『草枕』が愛読書であった20世紀を代表するカナダのピアニスト「グレン・グールド」の演奏風景をスクリーンに映し、第2回目の石川啄木の回では、津市出身のテノール歌手「山路芳久」の『初恋』をCDで聴きました。
参加者の方が参加する群読の際には、講師の朗読に続いて、みなさん感情をこめて文豪作品を読み上げていました。

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3月2日:夏目漱石、樋口一葉
3月9日:芥川龍之介、石川啄木
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☆講座開催情報
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日時    3月2日(日)・9日(日)
       13:30〜15:30
講師    日本文学研究家 河原 徳子さん
参加者数 のべ231名
参加費   無料
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☆参加者の声
・芥川龍之介、石川啄木、有名な文豪たちの生い立ちや執筆活動、又性格、私生活など、深く解いて頂き、感動しました。今迄この様な機会がなかったので大変楽しかったです。徳子先生のファンになってしまった一人です。群読も良かったです。
・先生の歯切れのよい語り口に没頭しました。昔読んだ短編をもう一度読みたいと思います。何か懐かしい気持ちがよみがえってきました。
・第1回目)「グレングールドと三角形の考え方」興味を受けた。第2回目)山路さんの声

がすばらしかったです。