学校向け文化体験プログラム 音楽に感動!「日本音楽の楽しさを体験しよう!」

開催日
平成24年11月26日
開催場所
松阪市立揥水小学校

松阪市立揥水小学校6年生の皆さんにお箏の体験授業を届けてきました。
体育館に並べられたお箏の前に2人1組になって座ったら、まずは自分にあったお爪をつけ、講師からお箏の各部の名前や演奏する際の姿勢などを教えてもらいました。十三本あるお箏の弦を、一の弦から順番に触ってみたあと、課題曲『さくら』の練習をしました。ピアノなどの楽譜とは違い、縦書きの楽譜で、音符は漢数字で示されています。慣れない楽譜に苦戦しつつも、みんなゆっくり一つずつ音を確かめるように練習していました。お隣同士で教えあったりしながら、徐々に『さくら』のメロディーが聴こえてきて、合奏ができるまでになりました。講師の伴奏にのせて、寒さに負けずに美しい旋律を聴かせてくれました。
講師陣による模範演奏はお正月によく耳にする『春の海』を鑑賞しました。
みんな、お箏を弾く講師の手の動きや尺八にも注目して、静かに聴き入っていました。


☆プログラム内容
1.お箏についてのお話
 (各部の名称や演奏する時の姿勢など)
2.2人1組で課題曲『さくら』の練習
3.合奏
4.模範演奏『春の海』の鑑賞


☆プログラム開催情報
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日時  11月26日(月)9:30〜11:30
講師  三重県三曲協会のみなさん 
児童数 6年生 41名
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☆先生からの声
・お箏は、ほとんどの子どもにとって初めての体験でしたので、緊張しながらも楽しみにしてくれていました。弦を弾くには結構力がいり、爪をつけて弾くのも難しかったようですが、お箏の音色の美しさを感じながら『さくら』の曲に挑戦していました。


☆子どもたちの声
・ぼくは、龍をモチーフに箏を作った人は、想像力がすごいなと思いました。
・先生達で『春の海』を演奏してもらって、尺八とおことの2つのきれいな音が重なって、ひびき合ってすごくよかったです。
・げんがいがいとかたくて指が痛かったけど、いい音が出て、よかったです。
・お箏ってはじめてやったけど、とても力がいるから難しかった

です。