学校向け文化体験プログラム「日本音楽の楽しさを体験しよう!」

明和町立大淀小学校5年生の、今年度の総合学習のテーマは「日本」。日本人でありながらなかなか触れる機会がないお箏を体験してもらいました。
お箏がどうやって日本に来たのか、お箏は龍に見立てられているといったお話などのあと、課題曲『さくら』でお箏の演奏に挑戦しました。何度も交代しながら徐々に弾けるようになってきました。合奏時には、誰からともなく講師と一緒に「そーれ!」と合いの手が入り、楽しい雰囲気で合奏することができました。
体験終了後、お箏を習っている子の演奏を鑑賞、知らなかった友だちの姿を食い入るように見つめていました。最後に講師にお持ちいただいた古い中国のお箏を取り囲む子どもたちの姿が。さっきまで弾いていたお箏と比べながら、自ら“学ぶ”姿が見られました。
☆プログラム内容
1.お箏についてのお話
2.模範演奏『ジプシーの唄』
3.お箏体験『さくら』
4.合奏
5.お箏を習っている子の演奏
6.片付け
☆プログラム開催情報
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日時 9月12日(木)13:40〜15:35
講師 三重県三曲協会 比留間 町子さんほか
児童数 5年生 35名
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☆先生からの声
・笑顔で一人一人の児童に優しく丁寧に指導をしてくださったのが、とても印象的でした。
・箏にビビッときた子どもは、とても熱中していました。「こんな体験いっぱいしたい。もし来年もできるんだったらやりたい!」と言っている子もいました。
☆子どもたちの声
・おことが中国からつたわってきたというのは、はじめてしりました。
・ぼくにいろいろなことを教えてくれてありがとうございました。こんど会うときにはぜったいコトの先生よりうまくコトをひくようになるので、』期待していてください。
・私はピアノを習っているけど、ピアノとはぜんぜんちがって、音の表し方も数字だったのでびっくりしました。
・おことはひいている人はひっしにひいているけど、きいている人はすごく心がいやされます。わたしもいつか、ことをじょうずになり、食事の時にひいて、心をいやしたいです。

