みえミュージアムセミナー「三重の海の祭り」

開催日
平成24年12月1日
開催場所
三重県生涯学習センター2階 まなびラボ

見る・知る・巡る!みえミュージアムセミナー第4回のセミナーです。

鳥羽市の「海の博物館」で開催している写真展「海神饗宴 三重の海の祭り」展にあわせて、三重県内の伝統的な海の祭りについて、同館石原館長にお話していただきました。

「祭り」とは踊りや芸能、酒やご馳走で神様をもてなし、「豊漁」「安全」等の願いを聞き入れてもらうために開催します。三重県でも地域ごとに様々な祭りが行われています。

しかし現在では、祭りの担い手である若者が地域を離れ、行われなくなってしまった祭りがあるそうです。

写真家阪本博文さんは、長年にわたって様々な祭りを撮影されています。その膨大な写真は芸術作品としてはもちろん、祭りの記録としても貴重な資料です。阪本さんが撮影された写真を見ながら、題材となった祭りの由来や意味について館長にお話していただきました。


☆講座開催情報
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時間    13:30〜15:30
講師    海の博物館    
       館長 石原義剛さん
参加者数  52名
参加費   無料
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☆参加者の声

・日々の中にある祭りの存在や意義を改めて認識できた。ありがとうございました。消える祭りがあるのが淋しいですね。

・県下の祭り行事について民俗学的に色々な側面から分類しての解説に、こういう考え方もあるのかと、興味深く聞かせていただきました。

・海は生命の生まれた元です。海に囲まれた日本の、海岸線の長い三重県の南から北からのお祭り、色々なかたちで、日本の国からお祭りが消えないで!!若い人頑張って、よろしく。