学校向け文化体験プログラム「日本音楽の楽しさを体験しよう!」

津市立誠之小学校5年生の皆さんと、2回にわたってお箏の授業を実施しました。
1回目はお箏の説明と「さくら」の基本となる楽譜を使い練習しました。お箏を初めて見る子がほとんどで、少し緊張した面持ちの子どもたち。また爪をつけて弾くことが難しく、何度も爪を飛ばしている子もいました。
2回目は前回の復習の後、「さくら」の少し難しい楽譜や伴奏に挑戦しました。弾く音が増えると曲に深みが増します。その違いを感じてもらうことができました。
最後はそれぞれ基本の「さくら」、伴奏、難しい楽譜の「さくら」と、自分が弾けるものを演奏し全員で合奏しました。音が綺麗に合わさった演奏に、子どもたちも達成感を感じていました。
☆プログラム内容
<1回目>
1.お箏の説明
2.「さくら」練習
3.「春の海」鑑賞
<2回目>
1.前回のおさらい
2.難しい楽譜、伴奏の楽譜で練習
3.合奏
☆プログラム開催情報
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日時 6月26日(水)・7月10日(水)
9:40〜11:35
講師 三重県三曲協会 菅生 三千代 さんほか
児童数 5年生 55名
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☆子どもたちの声
・左手でげんをはじくのがむずかしかったです。終わってから左手の中指を見ると赤くなっていてびっくりしました。
・つめがとれてきて大変でしたが、どうやったらとれずにひけるのか気になりました。
・高い音から低い音まで、自分でつめを入れて、体験させてもらってとてもうれしかったです。なにか自分がおどっているような感じがしました。
・かたづけ方もよく分かって、三角のを取るときはげんが手に当たらないか、こわくて心配でした。
・おことをひいてみて「むずかしい」と思っていたけど、2回目ひいた時、こつをつかんでちょっとひけるようになって「やった〜」って思いました。

