学校向け文化体験プログラム 「写真で表現」

津市立高宮小学校6年生のみなさんに、「写真で表現」の授業を届けてきました。
卒業を間近に控えたこの時期に、校内の思い出の場所を、デジタルカメラではなくカメラの原点であるカメラオブスクラを使って残すというプログラムです。
写真師の松原豊さんがお住まいの地域の小学校ということで、この日をとても楽しみにしていただいていた様子でした。
大判(8×10)カメラを使ってのカメラの構造の学習では、単純な構造に声を上げて驚く子どもたち。その反応に松原さんも「いいねえ」と笑顔がこぼれていました。
途中、松原さんから子どもたちに「どうして写真を撮るのか」という質問が投げかけられました。子どもたちは思い思いの答えを心の中で探しながら、大好きな学校の風景を写し取っていきました。
☆プログラム内容
1.写真家としての仕事のお話
2.大判カメラ(8×10)を使ってのカメラの構造の学習
3.カメラオブスクラの制作
4.校内へ出かけての風景描写
5.作品として仕上げるためのレクチャー(彩色、サインなど)
☆プログラム開催情報
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
日時 11月20日(水)
9:35〜12:00
講師 写真師 松原 豊さん
児童数 6年生 9名
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
☆先生からの声
・「なぜ写真を撮るのか」という問いに、子どもたちも私も考えさせられました。
・カメラを見ている子どもたちは興味津津でした。夢中で風景を写し取っていました。
☆子どもたちの声
・カメラオブスクラはとても楽しかったです。いつもはへたくそな絵が、上手に描けた気がしました。
・昔のカメラの方がしぼりやピント合わせを自分でできるので、昔のカメラの方がおもしろいなと思いました。
・特にびっくりしたのはカメラの中身を見せてもらったことです。僕は機械がつまっていると思ったのに空っぽだったとは思いませんでした。
・旅行に行った時に写真はよく撮るけど、美里の田んぼや

細い道も撮ってみたいと思いました。

