学校向け文化体験プログラム 伝統文化を体感「三重の伝統文化を体験しよう!(狂言)」

開催日
平成25年12月6日
開催場所
鈴鹿市立稲生小学校

鈴鹿市立稲生小学校6年生のみなさんに、「狂言」の体験授業を届けてきました。

最初に講師から挨拶の大切さをお話いただき、続いて狂言について様々なお話を聞きました。舞台上にあるものの名称や、その効果、狂言と能の違いなどを教えていただきました。狂言の「笑う」「泣く」を、講師のお手本に続いて先生方が実践すると、子どもたちからは笑いが起きていました。
「柿山伏」のストーリーを解説いただいたあと、実際に鑑賞しました。言葉づかいは現代のものとは違い少し難しいですが、子どもたちは静かに見入っていました。
その後、講師の家に古くから伝わる面や扇子・衣装についても解説いただき、実際に触れさせてもらいました。おそるおそる触りながら、感触を確かめていました。


☆プログラム内容
1.狂言のお話(舞台について、能と狂言の違いについて、など)
2.扇子・面・衣装を見学
3.『柿山伏』の鑑賞
4.扇子・面・衣装に触れる


☆プログラム開催情報
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日時  12月6日(金)13:50〜15:20
講師  三重県能楽連盟  森 浩一さん  
児童数 6年生94名 
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☆先生からの声
・とてもすばらしい狂言であり、国語の教科書だけでは学べなかったことがたくさんあり、たいへん良い体験になりました。
・狂言についての“想い”がたくさん伝わってきました!

☆子どもたちの声
・あいさつの話で、たしかにいんしょうがかわるなと思い、これからは意しきしようと思いました。
・教科書では音や動きはわからないので実際にやっていただいた方がわかりやすかったです。
・最初はなにを言っているのかがわからなかったけど教科書を思い出してだんだんおもしろくなってきました。
・石や柿がないのにあるように見えた。
・お面をかぶったら下は見えなくて真っすぐしか見えませんでした。
・一ノ松とか二ノ松で遠近感を出していてちゃんと舞台もくふうしているんだなと思いました。
・すごいなぁって思ったところがいくつもありました。やっぱり昔から伝わっている

日本文化ってすごいなと思いました。