みえアカデミックセミナー2014
三重県立看護大学公開セミナー
「認知症という病いの体験
〜認知症本人と家族介護者の語りから学ぶ〜」

認知症は、物忘れとは異なる脳の疾患であり、患者数は増加を続けています。若年性認知症の方や、認知症の家族介護者に「症状の始まり、診断を受けた時の迷いや葛藤、日常生活の障害」について語っていただいた映像を見ながら、体験者でなければ分からない”認知症という病いの体験”について詳しく解説していただき、また介護者への協力、認知症の患者への理解がまだまだ不十分であることなど、重要な社会の課題についてもお話いただきました。
☆講座開催情報
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時間 13:30〜15:40
演題「認知症という病いの体験
〜認知症本人と家族介護者の語りから学ぶ〜」
講師 実践基盤看護学 教授 岡本 恵里 さん
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☆参加者の声
・介護を経験した立場で共感できる所が沢山あった。個々、人の人生の問題であるとともに社会問題であることに問いかける内容で、自分自身を問い直すよい機会となった。
・経験者の実録が鮮烈的に頭に入りました。ありがとうございました。
・アルツハイマー型以外に、レビー小体型や前頭側頭型など、いろんなタイプの認知症があり、また、各々の症状や対応の仕方があることを学びました。DIPE Japanのネットサイトで認知症の体験談をさっそく検索して、母の介護に役立てたいと思います。
・画像中心のお話でよくわかり、講師の語

りが穏やかでよかったと思う。