イベント詳細

県内の各高等教育機関と連携して開催している「みえアカデミックセミナー」。
その出張講座として、秋以降に県内各市町に出向いて開催しているのが「みえアカデミックセミナー移動講座」です。
各校の特色を活かしたバラエティな講座が、県内各地で開催予定です。

平成30年11月24日（土曜日）は、伊勢市の会場にて、四日市看護医療大学公開セミナー「　認知症とともに生きる、それを支える5つのヒント　」を開催します。

講演内容

人は知らないことに恐れを抱きます。ゆえに知っていることは恐れを緩和し、適切な対処の助けとなります。
高齢者の認知症にかかる割合は約15％（2012年）と報告されていて、誰にとっても“なるかもしれない”病気となっています。ですが認知症と生きる方が体験されていることや周囲の適切な関わり方はまだ十分に広まってはいません。
今回の講座では、認知症の基礎的な知識はもとより、認知症の方がどんなことに困り、周囲はどう関わればよいかという日々に活かせる内容をお話しします。“知らないことで何となく”認知症を恐れている方たちの不安を軽くする機会になればと願っています。

講師プロフィール

四日市看護医療大学　看護学部看護学科　講師　多次　淳一郎　さん
兵庫県立看護大学（現：兵庫県立大学看護学部）卒業、神奈川県立保健福祉大学大学院修士課
程修了。病院、介護施設で看護師として6年、地域包括支援センターで保健師として7年勤務。
専門分野は地域看護学で、現在は、“自ら支援を求められない”高齢者の把握・支援をテーマに主に三重県内で研究、実践に取り組んでいます。