三重のまなび2018 まなびぃすとセミナー 明治150周年【終了しました】ふるさと三重が生んだ写真師 田本研造、堀江鍬次郎を語る写真師たちが見たNIPPON~幕末から明治初期まで~

写真師

明治維新150周年を記念し、ふるさと三重が生んだ写真師たちを通して、幕末・明治期の日本や三重の姿にロマンを馳せます。

「日本の写真の祖」といわれる上野彦馬とともに、同じ時代を生きた写真師が三重県から二人も輩出されていることはあまり知られていません。化学の見地から、写真技術を上野とともに研究した堀江鍬次郎。故郷の熊野を離れて幕末の動乱期の記録を北海道で残した田本研造。三重が生んだ写真師たちにスポットを当て、幕末・明治期の日本や三重の姿を現代の写真家、専門家たちが語り合います。

基本情報

開催期間

2018年6月23日(土曜日)
13時30分から16時00分まで(受付13時00分から)

開催場所

三重県生涯学習センター2階(三重県総合文化センター) 視聴覚室

会場へのアクセス

主催者

生涯学習センター

サービス情報

入場無料 / みる・きく

詳細情報

開催時間

13時30分から16時00分まで(受付13時00分から)

第1部   13時30分から14時15分まで

【講演】二人の写真師が見た幕末・明治                              

    講師:谷杉 アキラ さん  PhotoStudio TANISUGI 写楽館 館主                                              中村 光司 さん   津市教育委員会 事務局職員

第2部   14時30分から16時00分まで

【クロストーク】風土が生んだ写真師たち ~幕末・明治の三重は熱かった!?~ 

           スピーカー:谷杉 アキラ さん  PhotoStudio TANISUGI 写楽館 館主                                             中村 光司 さん   津市教育委員会事務局職員                                        瀧川 和也 さん     三重県総合博物館学芸員

     コーディネーター:松原 豊 さん 写真家・(公社)日本写真家協会会員

料金 無料
申込方法 事前申込制・先着順 

(電話・FAX・Eメール・窓口・郵送でも受付)
クレジット

後 援: 公益社団法人日本写真家協会(予定)         協 力:三重県カメラ商組合

備考
  • 駐車場混雑が予想されますので、できるかぎり公共交通機関をご利用ください。
  • 未就学児の入場はお断りします。
  • 受講案内等は送付いたしません。
  • キャンセルされる場合は事前に連絡をお願いします。
  • 終了時刻は、プログラムの都合上若干前後することがあります。

プロフィール

 谷杉 アキラ さん:PhotoStudio TANISUGI 写楽館 館主

 

1968年 函館に生まれる
1990年 日本大学芸術学部写真学科卒業        1992年 函館にて家業である谷杉写真館(旧田本写真館本町             支店)を継承し写真師になる                        1994年 内閣総理大臣賞受賞                                  2006年 北海道知事賞受賞                                      2008年 創業者田本研造の研究を開始        2009年 函館に現存する北海道最古の写真館                  「旧小林寫真館」を再生      

2010年 ”写真の力で時空を超える” をテーマとした                 プロジェクト「時旅」をライフワークとした                     活動開始

2017年 ”カムイの時代の北海道原風景”を映像化した                      写真集 「PIRKANOKA」を出版                                     (北海道150年事業応援企画に認定登録される)  2018年 写真展「PIRKANOKA〜The Origin」                             全道巡回展示中                

 中村 光司 さん:津市教育委員会事務局職員

昭和41年三重県津市生まれ。平成2年3月、静岡大学人文学部人文学科卒業。同年4月、津市職員(学芸員)に採用される。
以来、遺跡の発掘調査をはじめ文化財保護業務、公民館業務、文化振興業務等に従事。
地域の歴史研究と趣味のモノクロ写真を契機として津藩士堀江鍬次郎の業績に接し、上野彦馬と共に築いた「初期写真術」をはじめ、近代科学技術史の発展に足跡を残す地域の人物や事象に着目し、今後も紹介できればと考えている。

 瀧川 和也 さん:三重県総合博物館学芸員

1963年三重県生まれ。『三重県史』の編さん事務局、新博物館建設準備室を経て、2014年より現職。専攻領域は日本美術史(彫刻史)。主に三重県の文化財(主として仏像)の調査及び研究をテーマとしている。
 写真は、県史の事務局時代に必要に迫られて始め、次第にのめり込む。やがて、幕末から明治期の写真関係者に三重出身の人物が意外にいることを知り、その歴史にも興味を持つようになる。
 あまり知られていないように思われるこれらの人々に焦点を当てることで、新たな気付きや発見があるのではないだろうか。それらを積み重ねることで、いずれ博物館から情報発信ができないものかと思案している。

 松原 豊 さん:写真家・(公社)日本写真家協会会員

1967年三重県生まれ。三重県津市美里町在住写真家。東京写真専門学校名古屋校(現名古屋ビジュアルアーツ)卒。

三重県を拠点に雑誌媒体や企業広報誌などで活躍。2011年写真集「村の記憶」(月兎舎)発刊、同名写真展をニコンサロン等で開催。
「村」や「町」を撮影しながら「地方」の輪郭を模索する作業を継続している。
カメラオブスクラを用いたワークショップの実施、galleryや写真好学研究所の開設などをしながら写真表現の楽しみや可能性を模索することも行っている。
三重県内市展、高文連などの写真審査を担当もしている。

著作-写真集「村の記憶」(月兎舎)、共著「伊勢神宮とは何か」(集英社ビジュアル新書)などがある。
連載-「界隈」(kalasbooks)

イベントに関するお問い合わせ先

担当部門 :三重県生涯学習センター 主催事業部門トップページ
電話番号 :059-233-1151
FAX番号 :059-233-1155
E-mail :manabi-kouza@center-mie.or.jp
所在地 :〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
三重県総合文化センター 生涯学習センター棟

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