令和7年度 特別展ここまでわかった!古代の市役所!

平成6年度から始まった鈴鹿市考古博物館建設に伴う狐塚遺跡の発掘調査で、整然と建ち並ぶ大型の堀立柱建物群が確認され、河曲郡衙(かわわぐんが)の政庁(役所の中心施設)や正倉(税を収納した倉庫)であることがわかってきました。
郡衙とは、古代の地方の役所のひとつで、現在の市役所に相当します。
古代の市役所とは、どのようなものだったのでしょうか。本展では、郡衙遺跡調査の先駆けとなった静岡県志太郡衙跡や滋賀県岡遺跡をはじめとして、近年成果を上げた四日市市久留倍官衙遺跡や岐阜県弥勒寺官衙遺跡など、狐塚遺跡の最新成果とともに出土遺物や写真パネル等で紹介します。

【関連講演会】
連続講座「発掘された郡衙遺跡」※当日受付・聴講無料
第1回「志太郡衙跡」
日時:令和7年11月29日(土曜日)13時30分~
講師:岩木智絵氏(藤枝市郷土博物館・文学館)

第2回「岡遺跡」
日時:令和7年12月6日(土曜日)13時30分~
講師:雨森智美氏(栗東市教育委員会)

第3回「弥勒寺衙遺跡」
日時:令和8年1月25日(日曜日)13時30分~
講師:森嶋一貴氏(関市文化財保護センター)

第4回「狐塚遺跡」
日時:令和8年2月1日(日曜日)13時30分~
講師:吉田真由美(鈴鹿市考古博物館)

【寺院・官衙シリーズ講演会】※当日受付・聴講無料
「天平人が熱中した遊びー「かりうち」の復元ー」
日時:令和8年1月10日(土曜日)14時00分~
講師:小田裕樹氏(奈良文化財研究所)

【ギャラリートーク】※当日受付・観覧料要
日時:令和8年1月17日(土曜日)13時30分~
講師:田中弘志氏(三重大学非常勤講師)、吉田真由美(鈴鹿市考古博物館)

基本情報

開催期間

2025年11月29日(土曜日)~2026年2月8日(日曜日)
休館日:毎週月曜日・第3火曜日、祝休日の翌日【1月13日(火曜日)】、年末年始【12月27日(土曜日)~1月5日(月曜日)】※だだし、」1月12日(月曜・祝日)は開館

開催場所

鈴鹿市考古博物館

詳細情報

時間 9時00分17時00分(入館は16時30分まで)
料金 一般・学生:特別展200円、特別展・常設展共通300円、常設展200円
小・中学生:特別展 無料、特別展・常設展共通100円、常設展100円
※20名以上の団体は50円引き
※障がい者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名、未就学児、70歳以上の方は無料

注意  2025年11月時点の情報です。日程等変更・中止になっている場合があります。お出かけの際は問合わせ先にご確認ください。

イベントに関するお問い合わせ先

名称 :鈴鹿市考古博物館
住所 :〒513-0013 鈴鹿市国分町224
電話番号 :059-374-1994
FAX番号 :059-374-0986