皇學館大学佐川記念神道博物館 令和7年度 企画展和歌の諸相時代による変遷を追って
日本文学の中で、古くから多くの人々に親しまれ、研究されてきた「和歌」の世界。
『万葉集』では、大伴家持らを通じて、漢詩と異なる日本独自の和歌の形式や感性が育まれつつあり、後の「やまとうた」の意識の萌芽が見られます。平安時代の『古今集』の成立により和歌の概念と形式が確立され、その後の歌論や国学の発展に大きな影響を与えました。
和歌は五音節句と七音節句の繰り返しで構成され、短歌、長歌、旋頭歌など多様な形態がありました。しかし、時代とともに三十一字(五七五七七)の形式にほぼ限定され、この形式に基づくさまざまな歌論が生まれ、神秘的な解釈も加えられました。
本展覧会では、70年にわたり和歌研究の中枢をになってきた「和歌文学会」とタイアップし、本学附属図書館が所蔵する和歌の貴重文献を時代ごとに分けて紹介することで、時とともに変容する「和歌の姿」の諸相について迫ります。
基本情報
開催期間
2025年10月6日(月曜日)~11月1日(土曜日)
詳細情報
時間 | 【平日・土日】9時30分~16時30分 ※入館は閉館時間の30分前まで ※11/1(土曜日)のみ、12時30分までの開館 |
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料金 | 入館無料 |
休館日 | 10月17日(金曜日)・27日(月曜日) |
備考 | 本展覧会は、「和歌文学会」2025(令和7)年度第71回大会(10/11(土曜日)~13(祝))とのタイアップで開催するものである。 |
2025年10月時点の情報です。日程等変更・中止になっている場合があります。お出かけの際は問合わせ先にご確認ください。
イベントに関するお問い合わせ先
名称 | :皇學館大学 佐川記念 神道博物館 |
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住所 | :〒516-8555伊勢市神田久志本町1704番地 |
電話番号 | :0596-22-6471 |
FAX番号 | :0596-22-6463 |