イベント詳細

【講演テーマ】
　老いと笑い～「笑うこと」と「忘れること」～
【講師から皆さんへのメッセージ】
　「老いる」ことは誰もが知っている。
　しかし、「老い」の実感は、自ら老いを生きている人でないと分からない。
　人間には、「忘却」がつきまとっているが、強調されるのは、いつも「記憶」で「忘却」について考えた人は少ない。
 老いると、忘れることが多くなり、果ては認知症と診断される。
 「笑い飛ばす」という言い方があるように、「吹き飛ばす」＝「忘れる」の「笑いの効用」について考えてみたい。
【講師】井上 宏 氏
 〈プロフィール〉
　1936年（昭和11）大阪市生まれ。
　1960年 京都大学文学部哲学科社会学専攻卒、読売テレビ入社。
　1973年 読売テレビ退社、関西大学社会学部専任講師。
　1981年 教授、1994年 総合情報学部に移籍。
　2003年 退職、関西大学名誉教授。
　専攻は、社会学、メディア論、笑い学。「日本笑い学会」初代会長。