平成21年度 mini自己主張トレーニング

開催日
2009年6月24日、7月1日、8日(全3回)いずれも水曜日
開催場所
三重県男女共同参画センター 「フレンテみえ」  2階 セミナー室A
講師
フレンテみえ 相談スタッフ 丹羽麻子・加藤順子

 毎年大人気の「自己主張トレーニング」。お申し込みが定員を上回ると抽選になるので、はずれて残念な思いをなさった方も多いのでは・・・。ということで、なるべく多くの方に受講していただくために、昨年に引き続き今年も「自己主張トレーニング」のダイジェスト版として「mini自己主張トレーニング」を開催しました。講師はフレンテみえの相談スタッフが担当しました。

今年もたくさんの方からお申し込みをいただきました!

 「mini自己主張トレーニング」は定員12名を大幅に超える応募がありました。抽選に漏れた方申し訳ございませんでした。
 受講された方々に動機をお聞きしたところ、「言いたいことがうまく言えない」「言いたいことは言えるけど、きつい言い方になってしまって」という答えが返ってきました。全3回の講座でみなさんが「言えた!」という実感を持っていただけるようにスタッフが一生懸命トレーニングの内容を考えました。

 講座の様子

凝縮した講座・・・参加者は集中して取り組みました!

 講座は2時間が3回。計6時間で理論、分析、そして実践まで行いました。
 講座では、まず言えない論理や主張のパターン知り、「言ってもいいんだ」という気持ちを作りました。言えない理由として女性たちが育った過程の中で、でしゃばらず相手を立てるといった“女らしさ”を周りから求められ、学習したと伝えると、参加した方々から「そうなんだ!」といった納得の表情が見られました。次に参加者が自分の経験した言えない場面を分析し、グループで自分のケースを話しました。「私もそう!」と同じ体験を持つ女性たちの連帯感が生まれ、会場は暖かな雰囲気に包まれました。
 講座の最終日には、実際の場面でのせりふを考え、参加者を相手に見立てて声に出して言ってみました。受講生が真剣に取組む様子に周りの人たちも惹きつけられ、活発な意見交換が行われました。限られた時間の中での講座展開でしたが、受講生の方々は自分の問題に引きつけ、最後まで集中の糸を切ることなく積極的に講座に参加されました。

講師のフレンテみえ相談スタッフから一言!

 中身の濃い3日間でした。「自己主張トレーニング」の基本的なエッセンスを取り出してお伝えしました。講座で学んだ「伝えていいんだ」という思いと自己主張のコツを使って、ぜひ普段の生活でのコミュニケーションに役立ててください。

参加者の声

  • 相手にああしてほしいより、「自分は○○です」と伝えるIメッセージはとても心地よく、わたしの中に入ってきました。
  • 少人数で自分の意見もすごく言えたし、人の意見も聞けてよかったです。講師の方も分かりやすくて楽しかったです。
  • 普段一緒にいる友人たちとは違ったタイプの人の思いや意見をお聞きすることができてよかったです。
  • コミュニケーションを取るためには相手に合わせるだけではなくて自分の考えがしっかりとしていることが大切だと思った。