平成22年度 女性のためのmini自己主張トレーニング

開催日
2010年6月30日、7月7・14日 いずれも水曜日
開催場所
三重県男女共同参画センター 「フレンテみえ」  2階 セミナー室A
講師
フレンテみえ 相談スタッフ

 毎年大人気の「自己主張トレーニング」。お申込みが定員を上回ると抽選になるので、はずれて残念な思いをされた方も多いのでは・・・。ということで、なるべく多くの方に受講していただくために、昨年に引き続き今年も「自己主張トレーニング」のダイジェスト版、「mini自己主張トレーニング」を開催しました。講師はフレンテみえの相談スタッフが担当しました。

参加の動機はなんでしょうか?

  「mini自己主張トレーニング」の定員は12名ですが、今年もそれを超える応募がありました。抽選に漏れた方申し訳ございませんでした。
 受講された方々に、どうしてこのトレーニングを受けようと思われたのかお聞きしたところ、「攻撃的な言い方を直したい」「言った後に後悔してくよくよしてしまう」「親戚の人と会話ができない」という答えが返ってきました。参加者の方々それぞれに学びたい理由があるようです。

講座の中身を紹介しましょう

  講座は3日間。合計して6時間で自己主張の論理、分析、そして実践まで行いました。
 講座では、まずいいたいことを言えない論理や主張のパターンを学習しました。次にワークで自分が大切な存在であること、言いたいことを言ってよいことを心に落とし込みました。「私たち女性がなぜ自己主張できないかは、女性たちが育った過程の中で、でしゃばらず相手を立てるといった“女らしさ”を周りから求められ、学習してきたことによる」と講師が説明すると、受講生が謎が解けたような、腑に落ちた表情が見られました。
 次の分析では、参加者が「NO」と言えなかった場面を思い出しながら自分のケースを表に書き込みました。その表を元にまず2人ペアで話しました。ケースは人それぞれだけれど、女性だから言えない理由を知った仲間同士、安心して話せたようです。
 最後の日は、参加者同士がペアになり、実際の場面のセリフを相手に見立てて声に出して言ってみました。話し手の真剣な態度に触発され、相手も役になり切って応じました。限られた時間でしたが、受講生の方々は最後まで集中して講座に参加しました。

講師(フレンテみえ相談スタッフ)から一言!

 3日間で「自己主張トレーニング」の基本的なエッセンスを取り出してお伝えしました。講座で学んだ自分を大切にする思いと自己主張のコツを使って、ぜひ普段の生活でのコミュニケーションに役立ててください。フレンテではさまざまな事業を行っています。mini自己主張トレーニングをきっかけに、またフレンテみえにお越しください。お会いできる日を楽しみにしています。

参加者の声

  • 自分の言いたいことを書き出したりしてみることでなんだか言えそうな気がしてきました。実際に言えるかどうかは今後の自分次第ですが...。
  • 3回で終わってしまうのが残念でした。またいろいろ教わりたいです。
  • 相手のことを否定せずに自分の気持ちを伝えられそうな気がします。今まで“YOU”メッセージばかりだったように思いました。