三重県内男女共同参画連携映画祭2010
映画「西の魔女が死んだ」上映

開催日
2010年6月12日(土曜日)
開催場所
尾鷲市中央公民館
会場内の様子

 男女共同参画強調月間の6月を中心に、年々、連携の輪を拡大して実施している三重県内男女共同参画連携映画祭。
 フレンテみえでは、今年度から地域への支援へと連携の形をシフトし、連携の輪を東紀州地域へと広げ、尾鷲市、御浜町と共催で尾鷲市で映画上映を行いました。


 東紀州地域で連携して実施しようと、企画から尾鷲市、御浜町、フレンテみえで話し合いながら進めてきました。

 さまざまな世代の方に来ていただきたいとの思いから、いくつかの児童文学賞を受賞した小説を映画化した、「西の魔女が死んだ」を上映しました。
 当日は、子どもから年配の方まであらゆる世代の方にご参加いただき、美しい自然風景の映像とともに、おばあちゃんと主人公のあたたかい絆に感動して涙する人も多く見られました。

 参加者からは、「感動しました。おばあちゃんの自立した生き方や生活、自然が素敵でした」「また機会があればやってほしい」「本を読んでいてぜひ見たいと思っていた映画だったので良かった」「家族のすばらしさが伝わって、こらから先の人生にプラスになればと思います」といった感想をいただきました。
 上映後は、フレンテみえ企画・運営サポーターの伊藤英子さんのファシリテートのもと、アフタートークを実施しました。
 尾鷲市の副市長にも参加いただき、映画を見た参加者それぞれが感じたことなどを意見交換しました。アフタートーク参加者の中からは「自分自身の生き方を見つめるよいきっかけになった」「それぞれの人をお互いに認めることの大切さを感じた」などの感想をいただきました。また、中には、この映画が大好きで、映画のロケ地に旅行をされた方もいらっしゃいました。
 映画に関する感想や思いが話し合える「アフタートークという感想を話し合えたり聞いたりできる場もとても良い」という声もいただきました。

映画画像

story「西の魔女が死んだ」

学校へ行けなくなった中学生のまい。夏の間“西の魔女”である英国人の祖母のもとで過ごし、早寝早起きや遊ぶこと、そして何でも自分で決めることの大切さを教わる。まいは戸惑いながらも、次第に楽しく生きる力を取り戻していくー。
(2008年/日本/115分 監督:長崎俊一)